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異世界の姫君
エクソシスト










「………なるほどな…

話を聞いてる限り色々と合点がいった
唯、お前此処とは別の世界から来たんだな……」


リボーンさんは帽子を深く被り、
考えて私の法を見て言った



「……はい……そうです


このブレスレットはその
AKUMAを倒す唯一の武器なんです

ブレスレットは
武器化するまで、石箱だったんです
「神の結晶」と呼ばれていて
不思議な力を帯びた物質なんです

仲間達は「イノセンス」と呼んでいるんです

イノセンスは一つにつき一人の
適合者を選ぶんです
適合者で、なかったらイノセンスはその力を発動しないんです」


私は腕にあるブレスレットを
リボーンさんに見せながら
また、説明を始めた

「唯が言ったエクソシストってのは
命がけなんだな
エクソシストってのは年齢制限がねーのか?」

「はい、そうですね
イノセンスが適合してしまったら
エクソシストやサポートをする人たちがいる
教団に入らないといけません」

「絶対になのか?」

「………はい
イノセンスと適合した人は教団とって貴重で
必要な存在であるとともに、
千年伯爵に殺される可能性があるので
すぐにでも教団に連れていかれます
イノセンスとは
私達が唯一千年伯爵達に
対向出来る武器ですから」

話をしていると


これのせいで、死んでしまった
スーマンの事を思い出した

彼はイノセンスに適合してしまった故に
大切な妻と一人娘と離ればなれになってしまったのだ

教団に入ると家族とは
一生会えない
なぜなら、死んでしまった時
妻や一人娘が寂しさに耐えられず
彼の魂をAKUMAにしてしまうかもしれないからだ



彼は家族にとても会いたがってた
そのせいで咎落ちになってしまった
死にそうになり、イノセンスを裏切り
悪魔に命乞いし
仲間が数多く殺された

そこまでしても彼は奥さんに
愛娘に会いたかったのだろう


スーマンにはよく遊んで貰ったな……


少しスーマンの事を思い出し涙が出そうになった



「唯は何歳の時、そのイノセンスに
適合しエクソシストになったんだ?」

「へ……あっ私は
え〜と適合したのは9歳の時ですね
それから、1年ぐらいして、
エクソシストの元帥と弟子の人が来て
一緒に旅に出ましたね
その3年後に教団本部に行き
エクソシストになったんです


あっいい忘れてましたけど、エクソシストの元帥って言うのはですね、私達エクソシストの中で
イノセンスとの適合率が100%越えた人の事なんです


元帥は私達同様
AKUMAを破壊したりしますけど、
適合者の居ないイノセンスを持ち
適合者を探す重要任務もあるんです
私や元帥ではない他のエクソシストの人は
AKUMAの破壊とイノセンス探しなんです


イノセンスは109個あり、
世界中に散らばっており、
そこの場所に機械現象を起こすんです


それで回収をしなきゃいけないのと

もう一つあるんです

散らばっているイノセンスの中には
ハートと呼ばれるものがあり、
そのハートは全てのイノセンスの力の根源であり
全てのイノセンスを無に帰す力があるんです



それを伯爵達に取られてしまったら
私達人類は伯爵達に対向出来なくなるんです」



「……大体分かったぞ
お前は戦いの中で生きてきたんだな
だから、そんなに戦闘力があるんだな」



えっ!?
そんなに凄いんですか、私!!!?



「てか、リボーンさん
私まだ本気出して戦った所
リボーンさんに見せてませんよ!!?」




「フッ……オレくらいに色んな経験を積めば
少し戦った所を見たら分かるもんだぞ」

「……凄いですね……;」


まだ、赤ちゃんなのに
どうやって経験を積んだんですか…;


「そろそろ
唯の力について話してくれるか」

ニヤリとしていた顔からすぐにリボーンさんは
真剣な顔で私の力についてを聞いてきた


次は、私の力についてですね……
本当に話したくはなかったんですけど…
リボーンさんにバレたら
仕方ない感じがしますよ;





「…はい…分かりました」




覚悟を決めて話さないと!!






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あきゅろす。
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