[携帯モード] [URL送信]

異世界の姫君
悪魔とAKUMA



「ん…」


目を開けると、そこは
ベットの上だった


…あれ、
私、どうしてベットの上にいるんだっけ……?

えーっと……
図書館行って…

どうして此処にいるのか
考えていたら、この部屋唯一の扉が開いた

「唯、起きたか」

入って来たのは、リボーンさんだった

「リボーンさん…あの、私
どうしてベットの上に居るんでしょうか…?」

リボーンさんは呆れた顔をしながら
私が寝てるベットの横にある椅子に座った

「…スクアーロと戦ったの覚えてねーのか?」

ん?スクアーロ?鮫?
どっかで聞いたような…

ああっ!あのロン毛さんの事ね!!
確かディーノさんが、ロン毛さんの事
スクアーロって呼んでいたし!!

そうだった!
私戦った後、獄寺さんや武さん、バジルさんの
傷を治して倒れちゃったんでした

「すみません!
起きたばっかりで頭が混乱してて…
ロン毛さんの事ちゃんと思い出しました

それで私……倒れちゃったんですね…」


ああ…迷惑かけたくなかったのに
おもいっきりかけちゃった;

「…唯、お前倒れた原因は
獄寺達の傷を治したからだろ」

「っ!!!!……違いますよぉ!!
何言ってるんですかー
リボーンさん」

何でバレたんだろ……
この事あまり知られたくないのに…


「そんな嘘バレバレだぞ、唯」

リボーンさんは、全てを分かってるってような
目で私を見据える


「…………何で…分かっちゃったんですか…」

「はじめは、ただの推測だ」

え……推測…
って事は

「っっ!鎌を掛けたんですか!!!?」

「そうでもしねーと、お前は
話さなそうだと思ってな

ちゃんと話せ
黙っててやるから」


「……綱吉さん達は「ツナ達はさっき帰ったぞ
ディーノやその部下は隣の部屋で
バジルが起きるのを待ってる」
……凄いですね…リボーンさん;」

何か私が言おうとしてること
全て分かってるみたいだ


「……分かりました;
でもまず、私自身の事をリボーンさんに
話しますね……

その後、力の事を話します……」

「分かった」

「……何を話しても…
驚かないでくださいね……」

「大丈夫だ」

……
何から話せばいいんだ…!!?

えっとまずは、
この世界の住人じゃないこと……?

嫌、唐突すぎでしょうよ

普通、私異世界から来たんですって言ったら
お前馬鹿か、頭いかれたかみたいになるだろうし……

あーもうっ
良いや!!
エクソシストから入ろう

「……リボーンさん
エクソシストって知ってますか?」

「悪魔祓いのことか?」

「はい、その通りです
私はそのエクソシストなんです」

「エクソシスト……
悪魔を祓うのか?」

「うーん、私の場合は
AKUMAを祓うって言うより破壊をするって
言う方が正しいですね」

「破壊?
壊す…
悪魔とは、幽霊みたいなのじゃないのか…?」

「はい、この世界の悪魔は幽霊や
悪の王サタンの手下と本には書いてありました」

「……この世界の…?」


「私の世界では、AKUMAとは
世界を 破滅へ導く千年伯爵が
神を殺す軍団として人類を標的に
暗黒物質ダークマターで造っている
悪性兵器なんです

その悪性兵器が放つ
アクマの弾丸に少しでも触れたりしたら、
その弾丸のなかに含まれている
毒のウィルスが急速に体内を侵食して
身体は砕けるんです

普段は人の死体を被って人間社会に
入り込むので人間と区別しにくいんです
だから人が沢山亡くなり、
逆にAKUMAが増えていくんです

AKUMAを造る材料は
機会と魂と悲劇なんです


人には誰しも心に闇がある
その闇が悲劇によってより深くなった者の所に
製造者、千年伯爵が現れアクマを造む

私の友達がそう、言っていたんです」



ふぅー何とか一通りは
話し終わったかな……

最後の方
一気に言ったから疲れたーー;



リボーンさんこれで大体分かったかな……

[*前へ][次へ#]
[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!