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異世界の姫君
意識


私一様女の子なのに…
まぁ、少しは手加減してくれている見たいですが……;

でも、痛いですよ;
骨が軋んでる感じです

あっ四季桜を停止させないと
刀の刃が出たままじゃ危ないかもしれないし…


「…っ…戻れ…
四季…桜!!」

パアッ

シュッ!!

刀が光り、一瞬にして私の腕に
腕輪の形状で戻ってきた

「わぁ!なんだこれっ!!」

流石に驚いたらしい、
イケメンさん


…あーイケメンさんそろそろ
手を離してくれないですかね…


そんな事を考えていた私に、
天からの助けがきた


「…なっなにしてんですか
ディーノさん!!?」

「嫌、こいつがな倒れている
バジルにとどめを指そうとしてたからさ
手を掴んでそうさせないようにしてるんだよ;
それに、変な武器を使うしな…;」


「あっ…綱…吉さん…」


「 わーー何か唯ちゃんつらそう!!!!
ディ…ディーノさん唯ちゃんは危なくないですから、手を離して下さい!!」


綱吉さんが慌てて私を放すよう言ってくれた

「 でもな…」

でもイケメンさんは
放して良いか悩んでいるようだ

そりゃあ心配するのは、当然ですけど
そろそろ私の意識がヤバイんですが……;

「ボス!!
その子が刀をバジルに向けた後、
バジルの傷がすべて消えてるぜ!!」

私が意識の心配をしていると
さっきのダンディーなおじさんが
イケメンさんに話しかけてきた

その内容で綱吉さんは
私が何故このような事になってるか悟ったようだ


「…唯ちゃん!!
ディーノさんにちゃんと説明しなかったの!!!?
だからそうなってんだね;

ディーノさん、さっき唯ちゃんがバジルくんに
刀の刃先を向けたと思うんですけど
それは多分ディーノさん達の誤解なんです!」

「?誤解?
どーゆーことだ、ツナ」

「唯ちゃんは刀の刃先を向けて
バジルくんの傷を治してたんですよ

さっき俺山本や獄寺君の傷を
その方法で治す所見ましたから…」

「……だからか…
バジルの傷が治ってんのは…

すまなかったな、誤解して…
腕大丈夫だったか?」

綱吉さんの説明で分かったらしく、
イケメンさんは私の両手を放してくれた

「…全然大丈夫ですよ
私がちゃんと説明しなかったから
誤解させてしまったんです
急いでてもちゃんと説明するべきでした
すみません…」

これは、
どんなに急いでいても、
ちゃんと説明しなかった私が悪いな…

よく、アレンに注意されていたのに…
学ばないなー…!
私って…

「ハハッ!!俺も悪かったて…!
…ああ、自己紹介がまだだったな
俺はディーノってんだ
宜しくな!」

「えっあっわっ…
私は琥月唯って言います!
宜しくお願いします
ディーノさん」

本当のこの人は
こんなにも、優しい笑顔を持っている人なんだな…

……クラァッ


っ!!!!これは…本格的にヤバイな…!
意識が薄くなっていく…
早く綱吉さんの家に戻らないと…っ

また、綱吉さん達に
迷惑をかけてしまう……!!


「あっ私
図書館で借りた本置きっぱなしでした…」

「唯ちゃん
もしかして、図書館に行った後
そのまま此方に来ちゃったの…」


「あっ…はい;
爆発音が聞こえて…
気になってしまって…
兎に角、取ってきます!」


「唯ちゃんってどんだけ耳が良いのー!!!?」

綱吉さんと話した後、
私は急いで本が入ったバックの所まで行く

ああ、私って本当馬鹿だー!!!!
図書館の事綱吉さんの前で言っちゃったし…

綱吉さんがリボーンさんに話してしまったら
私確実に怒られますよねーー…;

それに
あっ私先に帰りますねとも言えなかったし……

嫌、あんな場で言える訳ないですよー;


私は少し泣きそうになりながら、
本が入ったバックを置いた場所まで来た


そのバックを持った瞬間ーー

ズキッ!!!!



!!!!…痛っ…意識がっ!!

駄目だ…意識がなくなって…いく……





……迷惑……かけた…く……なか……っ……た…の……に






そうして私の意識はここで




途絶えてしまった








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あきゅろす。
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