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異世界の姫君
春桜






「唯ちゃん!!!!
大丈夫!!?どうやって、あのロン毛の人から
逃げたの!!?」

綱吉さんが私に気付いたらしく、
走って私の居る所まで来てくれた。

「蹴りを一発またしようとしたら、避けられちゃってですね。
それで私落とされちゃったんですよ。」

「おい、唯
お前の刀はどうした?」


リボーンさんも私の所に来てくれ、
私の刀の事を聞いてきた。

「あっ!刀!!!!
取り返すの忘れてた!!!」


「 どうすんだ?
もう戻って来ないかもしんねーぞ
あんな面白い刀」
リボーンさんはにやけながら言った。


「面白いって……;まぁ、大丈夫ですよ
あの刀は私にしか扱えない刀ですから
そんな事より、取り返さないとですね」

「…?唯ちゃんどうやって取り返すの?
まさかっ!戦いに行くき?!!

駄目だよ!危ないって……!!」

「まさか、行くわけないじゃないですか;

呼ぶんですよ。刀を」
その瞬間綱吉さんの頭の上にクエスチョンマークがいっぱい出た気がする。

「呼ぶ?どういう事だ、唯」

「まぁ説明するより、見ていた方が早いですよ
リボーンさん

戻れ!!四季桜!!」

私は、空に向かって左腕をかざし、
自分のイノセンスの名を呼ぶ

すると、光の塊が空から一気に私の腕に来る

ビュッ
パンッッッ!


「えぇぇぇ!??」

「ほら、このとおりです」

光がおさまり私の腕には
綺麗なブレスレットがついている

「?
刀じゃねーぞ」
私の腕についているブレスレットを見て、
リボーンさんは不思議な顔をした。

って言ってもリボーンさんの顔ってあんまり、
変わんないから分かんないけど…

少し眉毛が動いたから、多分…

「あっそうでした!!
このまんまじゃ分かりませんよね;

イノセンス発動…!」


フッ!

発動させたので、私の腕にあったブレスレットは
緑色の光を放ちながら
一瞬でさっきの刀になった

「まっマジック!!!?」


「なるほどな……」


「 ……ちょっと失礼します」

そい言い
私は武さんが倒れている所の隣に座り
刀の刃先を武さんに向けた

「ちょっ、唯ちゃん!!?何するき!?」

「黙ってろ、ダメツナ!!」

私がいきなり武さんに刃先を向けたので
綱吉さんは驚いていた

それを、リボーンさんは綱吉さんを静かにしてくれた

私が武さんに何もしないって
分かってるんだな、リボーンさんは…

「すぅ……

春桜発動!!!!」

私が春桜を発動させた瞬間
一気に刀の刃は桜色になり

みるみるうちに、武さんの身体の傷を消していく

「なぁ!?山本の傷が消えた!!?」

「 唯お前……」

「ふぅ、よし!治療完了!
次は獄寺さんですね…」

武さんの治療が終わり、次に獄寺さんの治療をする


「春桜発動停止…!
獄寺さんも終わりっと!
じゃあ、綱吉さん、リボーン
私次はあっちの男の子の治療をしてきますね」

「えっ唯ちゃん!?」

綱吉さんが私を呼んでいたけど、
私は気付かず、すぐに走って
バジルって子の所まで行った


すると、倒れている男の子の隣に
ロン毛さんと戦ってるときに現れた
イケメンの男の人がいた

「おっ、お前無事だったんだな…!!!!
良かったぜ!

でも、どうやってスクアーロから逃げたんだ?」

ああ…また説明をしないとですね
そんなに凄い人なんでしょうかあのロン毛さん……;



「えっと蹴りを一発かまそうそとしたら、放されちゃいまして……
それで私は落とされちゃったんですよ

あ…そこちょっと良いですか?」

説明をしたあと、
倒れている男の子の隣にダンディーなおじさんがいるので、どうしようかなって思った


「ロマーリオちょっと退いてやれ」


それに気付いたらしく、イケメンの男の人が
きをきかせてくれた

「へいへい、ボス」


イケメンの男の人が言ったら、ダンディーなおじさんは退いてくれた

「ありがとうございます!!」

お礼を言いすぐに
倒れているバジルって子の隣に座り、
刀を向ける

そしたら、やっぱり
綱吉さん同様
イケメンの男の人が驚いて、
止めようとする

「わあぁぁぁ!!!!待て!早まるな!」

まぁ、普通に倒れてる人に刀の刃先を向けるなんて、とどめを指すのか!?って感じですよね;

私の場合はとどめではなく、治療なんですけどね……;


私は止められるまえに
急いで春桜を発動させ、
倒れてる男の子の傷を治す

パアァァァ!!!!!!

ガシッ!

「止めろっ!!!!」
カシャンッ
「……っ!!」

刀は私の手から落ち、
イケメンさんに私は両手を後ろで掴まれた

なんとかバジルって子の
治療は終った




良かった…そんなに重症ではなかった…





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あきゅろす。
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