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異世界の姫君
私のイノセンス



朝起きて、日曜なのに学校にいく綱吉さんにいってらっしゃいを言った後、
朝ごはんを食べて、
リボーンさんにお願いして、今日だけ一人で図書館に行くことにした。



図書館についたら、本を返し
いつもの席に座り、また別の本を読む。


最近の日常と変わらない1日を過ごすはずだった。

けど、何時もならお昼まで本を読むけど、
今日は、10時過ぎに本を読むのをやめた。



何でだろう……

今日は気分が乗らないな……

本を借りて帰ろ……



お婆さんに挨拶をして、図書館を出だ。
これで、真っ先に綱吉さんの家に戻るけど、
この並盛って所をちゃんと見たことなかったので、

方向を替えて、街に向かうことにした。



12時までに帰ればいいよね…

この世界の街を私はまだ、見たことなかったな……
どんなものがあって、どんな人達がいるんだろうな

少しだけワクワクする。


元の世界の時は街に行くと、大体AKUMAと闘ってたしな……

人がたくさんいる所は、好んで行く事はなかったな





ドゴオォォォォン!!!


「!?」

……何の音!?…まさか、AKUMA!?
この世界にも、
AKUMAはいるの!?




とにかく、行ってみなきゃ!
街の方向からかな!?


こっちからの方が近道だっ
誰も回りに居ないよね!

タッ!


私は、建物の屋根を走って、飛んで
音がした方向に向かう。

一様、人に見られないように走って、足音をたてないようにするのも慣れている。


よく、元の世界でしていたから。

これだったら、人が屋根を走ってても騒がれない。


煙が出てる。彼処だな!

煙が上がってる方向に、向きを替え
また、走り出す。


煙が上がってる場所の近くに、屋根から降りたら物陰から様子を見てみると…


「……えっ…?」


そこにいたのは、

「…綱……吉さん?」


でも、私が今まで見てきた綱吉さんとは別人みたい………

だって、あんなに怖そうな顔してないし
……それに、あの気迫に、頭に炎を灯すなんて…

まるで、人間じゃないみたい…
どういうこと?


あっちの方には獄寺さんと武さんが傷だらけで倒れてる!早く手当てをしてあげないと…


ガキンッ!


「ぎっ!ぐあぁ!!!」


綱吉さんが跳ばされた!
ここから見ても分かる、
あのロン毛の人、強い!

このままじゃ、綱吉さんが殺られてしまう!
何で戦ってるか分かんないけど、でもこのまま見てるだけなんて嫌だ!


でも、どうしよう!あのロン毛の人武器持ってるけど、私は今ない
体術だけじゃ、多分圧倒的に不利だ!


私の刀があったら、勝てるかもしれないのに!!!











また、私は大切な人達を助けられないの……?

……私はもう


あの時の思いは



二度としたくないのに…








……嫌、







しないって決めたんだ!








…お願い!私のイノセンス


あの時私は、大切な人達を守るために貴方と共に
戦う事を決めたの……




だから、私の所に戻ってきて…











私は










この世界での











大切な人達を









見つけたから……!






パアアァァァッッッ!!!!!


突然、私の手首が光だした。


これって……もしかして……


眩しいくらいの光が
手首から消え、見てみると
私のイノセンスが帰ってきていた。






「お帰りイノセンス、ありがとう」

ドサッ……

タタッ!!


私は、地面に本が入ったバックを置いて
地面を思い切り蹴り、私の武器と共に綱吉さんの所へ向かった。






大切な人達を守るために……










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