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異世界の姫君
初めましての世界

遠く迄、見渡せるほど真っ青な空

ここは、日本 並盛町ーーー






その下を、3人の少年が喋りながら歩いていた。

その服は制服で帰宅中なのが分かる。







ふと、その中のひとりの少年が、雲ひとつない空を見て小さな溜め息を一つ



「どうしたんですか、十代目」

「なんか悩み事か ツナ?」


十代目と呼ばれた少年、ツナこと沢田綱吉は小さな溜め息に気付かれてたのに驚いた。



「えっ....嫌、何でもないよ;」



何でもないで納得がいってないのか、十代目と読んだ少年、沢田綱吉の自称右腕
獄寺隼人は顔を歪ませた






もう一人の少年、山本武は「そっか」と言って又、元の話をしようとする。






「十代目何か又、学校であったんすか?
....はっ!もしや、十代目のお命を狙うやからが!!!すぐに、絞めましょう!!!!」





「違うから!!!
何でそっちの方向に話がいくのーー??!」





「ハハ、心配性だな!獄寺!」



「黙れ!!野球馬鹿!!オメェも、ちったあ十代目の心配しやがれ!!」





「俺も、心配してるぜ?」


「ケッ!何処がだ!野球馬鹿!!
又、黒曜みたいな奴等が十代目のお命を、
狙いに来るかもしんねーだろーが!!」



そう、最近迄、並盛町である事件があった。
並盛中学校の生徒数人が、誰かに襲われる事件があり、重傷を負うものが後をたたなかったのだ

並盛を誰より愛し、並盛中の風紀委員長でありながら、誰より冷酷で冷徹な戦いを好む並盛最強の不良

雲雀恭弥でさえ、
敵地に乗り込み、重傷をおったのだ






これらすべて、
沢田綱吉を狙ったマフィアの仕業だったのだ


彼、沢田綱吉は、伝統 格式 規模でマフィア界で、
頂点に立つ
ボンゴレファミリーの十代目候補なのだ





本人は、なる気なしだが....




「 そんときは、そんときだな!」







「テメェは、 呑気過ぎんだよ!!!!野球馬鹿」







「ごっ、獄寺君落ち着いて!!!!」





「すっすみません!!十代目!!!」







はぁ…
獄寺君は、俺の心配をしてくれるらしいけど、
心配しすぎだ....;


山本は山本で、相変わらず天然だし....





でも、俺の事心配してくれる友達が出来たのは
全部リボーンのおかげなんだよな..





リボーンとは、マフィア最強の赤ん坊
アルコバレーノの一人




凄腕の殺し屋(ヒットマン)であり、
ボンゴレ九代目の依頼で、
沢田綱吉をボンゴレ十代目にするために
イタリアからわざわざ日本に
家庭教師をしに来たのだ





沢田綱吉は、リボーンが来るまで何をやっても
だめだめで、みんなにはダメツナと呼ばれていた


好きな子に話しかける事さえ出来ず、
友達もできなかった。










そんな時、リボーンが来て色々あり、
獄寺や山本という親友ができ、



綱吉の好きな女の子、笹川京子と話せるようになった


だからって、リボーンが居るとまた、マフィアが
俺を殺しに来て、また、獄寺君や山本が怪我して京子ちゃんのお兄さんが重傷になるかもしれないし……





はぁー……

リボーン、俺をマフィアのボスにするの諦めて
イタリアに帰ってくれないかな....





マフィアなんて、なりたくないし






そんな事を考えていた俺は、足元をちゃんと見ていなかった。






がッ!!




「えっ!?」


「十代目!!!」



「ツナっ!!!!」





ドンッ!!


ガンッ!!







ドテッ!!!!「………って!!!」






「十代目!ご無事ですか!!!!」

「ツナ!無事か!?」





「いっっっ........な....なんとか....;」

だっさー;何もないとこで、転ぶなんて..;
しかも、道の横の河原の所におちるし;


カサッ ....



「あっ!!!」
俺が、起き上がって、河の方に目を向けたら
そこにいたのはーーー


下半身だけ、水の中に浸かった
女の子だったーーー......






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あきゅろす。
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