異世界の姫君 悪の者達 笑った 私が異世界から来たことを知らなかった京子さんやハルさん達ら話の流れを掴めないなか、私の笑顔に吊られて笑っていた この戦いの中場違いだと思うけど、リボーンさんはそれでいいんだと私の心を読んだように言った。 戻れる事を知った 皆の元に帰れる、会える事を 飛び上がりそうな程喜んだ そして、ユニが私が来るのを待っていたことを知った。最初は淋しかった でも淋しがる必要は無かった事を知った だって、私を必要としてくれていた人はいたから 私の想いを綱吉さん達やユニに向けて言った 声が震えて、泣きそうな顔をしていたんだろう 言葉って一つ一つ重みがある そう思いながら言った。綱吉さん達には辛い言葉だっただろう。それでも私は今は嬉しいことを伝えた。想いを全部話した 綱吉さんやフゥ太君は聞いて嬉しそうに笑った 入江さんは何だか涙を瞳に溜めていた ユニも笑いながらでも涙を流しそうだった リボーンさんは唯一口角をあげていただけだった リボーンさんの心の中は見えにくい。表情にしてもそうだ それでも多分喜んでくれていたんだろうと思う それから一息ついて綱吉さんが笑顔でこう言った 「唯ちゃんさっきは敬語を使わなかったね」 気づいていなかった 今、敬語を使っていなかったことに アレン達と話すときは敬語を使わないけど、それほど長く接していない綱吉さん達にはなるべく敬語を使っていた 無意識のうちに敬語を使わなかったのは、多分今の話の中でかなり気を許したからなのだろう 嬉しいことばかりだったからなんだろうと1人心の中で自己完結。 そして、先程綱吉さんの無線に六道さんが現れたと報告があった。そして、ユニから武さんがこちらに向かっており、ボンゴレの守護者がボスである綱吉さんの所に集まっていると聞いた 私がさっき思っていた事と同じだと思い、あっていたことに嬉しかった ーーーージジッ また、通信が入ったようだ。 「!!ゴースト!?炎を吸いとる真6弔花…? 」 綱吉さんの大声 どうやら、向こうの方に新たな敵が現れ皆さんが危険な状況らしい 炎を吸いとる敵は炎を使い戦う皆さんにとってやりにくい相手のようだ リングも匣も通用しない相手そう、フゥ太君が呟いたのが聞こえた 綱吉さんは無線を聞いて迷っているようだ ユニを守らなきゃいけない でも、仲間が死んでしまうかもしれないその恐怖に 迷う要素はどこにもないのに 何のために私やリボーンさんが此処にいるんだ 「綱吉さん私も行きたいけど、 綱吉さんが皆さんを守りにいってください ボスである、貴方が ユニの事は私達で守りますから」 「そうです。沢田さんいってください 私には唯様やリボーンおじさまがついています」 「唯ちゃん、ユニ! ………………………ありがとう」 私達の後押しで決意したようだ フゥ太君の制止の言葉で少しだけまた迷いだしたがそこは、綱吉さんの家庭教師であるリボーンさんの一括で本当に決意したみたいだ 強いなるための粒を綱吉さんは飲み、両手そして額に温かく綺麗なオレンジ色の炎が灯った 「いってくる」 「用心しろよ GHOST<ゴースト>は炎も匣も通用しねぇ、相当やべぇ敵だ」 「沢田さん…おねがいします」 「ああ」 炎が灯った綱吉さんは人物が違うように、格好いい感じだ。その感じで皆さんを守って欲しい 私も守って見せるから 京子さんとハルさんが綱吉さんに駆け寄ってきて 色々な思いを秘め笑顔でいってらっしゃいと言っていた。本当に二人は強いなと感じた 「唯ちゃん無理だけはするな ユニを頼む」 「はい、いってらっしゃい綱吉さん」 「まかせとけ、ツナ」 私とリボーンさんの返事により、綱吉さんは 拳の炎を上げ上空へそして、皆さんのいる方へと飛んでいった 綱吉さんの方こそなるべく、無茶はしないでください。私も皆さんの元に守るために行きたかったけど、綱吉さんはボスだから皆さんを守ってください ーーーーそして無事でいてください ーーーーーーーーーー ーーーーーーーーー ーーーーーガシャアァッン!!!! 「まさか、まさか!!!!」 ガシャァアッンッッ!! パリンッ ーーーガチャッッ 「ーーえ…なにこの状況? なして、千年公荒れてんの?」 紳士服にハットを被った男が部屋へ入ってきた そして、彼は驚いた この部屋の荒れように、そして荒らしている人物に 「あ、ティッ〜キ〜♪お帰りぃ〜 ティキも千年公に呼ばれたんだぁ」 「ロードも呼ばれたんだろ で、何で千年公あんなに荒れちゃってんの?」 「さぁ?僕がここに来たときから千年公 まさかってずぅ〜と言いながら物壊してるよ?」 「へー、千年公の破壊衝動?反抗期的な?」 「さぁ〜〜?」 ロードと呼ばれたまだ小さい少女は椅子に座りながら飴を舐め千年公こと千年伯爵を見ていた それを見てティキと呼ばれた男はロードの隣の椅子に腰かけた ーーーガンッ 「千年公何のようなんすか!?」 「ヒヒッ!!何かあったんだよね!」 「お、ジャスデビお前達も呼ばれたのか」 「そうだよね、ヒヒッ!」 「で、何?千年公荒れてんの?」 「あーそれ、さっき俺がロードにした質問な 」 「なんかねぇ〜荒れてんのぉ〜千年公 理由が分からないんだけどねぇ」 どかっと音をたて、ジャスデビの二人もロード達の正面の長椅子に座った それを、合図かのように千年伯爵が此方へやって来た 「おぉ、集まりましたネ 皆、エクソシスト狩りご苦労様 わざわざ集まってもらったのは、大切なことが分かったからなんだヨ」 「てか、まず千年公 あんなに荒れていた理由を教えてくださいよ 気になって話聞いてらんないんですけど……」 「千年公のストレス発散?ヒヒッ!」 「あんなんで、発散されるか?」 「僕も気になる〜」 「コホンッ その話はこれから話す内容でわかりまスヨ まず、私がエクソシストである唯を 別の世界へ送った事で最悪なことになりましタ」 「「「!?」」」 「どういうことなのぉ?千年公」 「彼女はーーーーーーーーだったんですヨ」 「!!!唯が!?」 「マジかよ……」 「そんなことって」 「唯があいつの、ヒッ!」 「直ぐにでも連れ戻さないといけなくなったンデスヨ。だから、当分私は此処を留守にしマス 唯を此方に戻すために色々な準備と作業そして力が必要ですカラネ」 「「「「………………」」」」 [*前へ][次へ#] [戻る] |