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異世界の姫君
良心




ーーーーー『唯、大丈夫ですよ』

!!


ーーーー『周りを見てください、怖い人はいないですから、』

いつも、怖いとき傍にいてそういってくれていた
アレンの姿を思い出した
その言葉通り、周りを見ると

ーーーー周りには

私を心配してくれている武さんや綱吉さん
ユニ、他の皆さんが居た

『ほら、大丈夫』そう言って笑うアレンの姿を
近くに感じた

本当だね、アレン
周りに居たのは怖い人じゃなくて
とても

優しい人たちだったよ

「大丈夫か、唯」

リボーンさんが目の前に来て、
私にそう聞いた

私はそれに笑顔で

「もう、平気です
ありがとうございます!」

そう言うと綱吉さん達はほっと安心した顔をした

「なーーんだ、唯チャン
元に戻っちゃったのかぁ♪

せっかく、唯チャンの心を壊して
ユニチャンと連れていこうと思ったのに

残念♪」

白蘭さんはそう、陽気に言った
それに対し獄寺さんが激怒した

「てめぇ、やり方が汚ねぇぞ!!!
唯の心を壊すだと、ふざけんじゃねー!!」

「アハハそんなに怒られても♪
まぁ、でも壊れなかったから仕方ないよね

そのまま、唯チャンとユニチャンを
連れて帰るかな♪」

ゾクッ

なんだろうこれ、殺気というこの威圧感
身震いがする

白蘭さんは一歩一歩私達の方へ近づいてくる
肩に乗った幸までもが、身震いをしながら
白蘭さんに対し威嚇で唸っている

着々と私達に近づいてくる白蘭さん
逃げなきゃいけないのに身体が
まるで金縛りにあったのように動かない

どうしよう!!
ーとそのとき


ーーーーーズガガァアアンッッッ!!!!

「「リボーンさん/リボーンおじさま!!」」

「図にのんなよ、白蘭
てめーが誰でどんな状況だろうと

アルコバレーノのボスと唯に
手を出すんならオレが黙っちゃいねーぞ」



銃を放った
守ってくれたのだユニと私を
かっこよすぎですリボーンさん

「ナイト気取りかい?
"最強の赤ん坊"リボーン」

「白蘭様
ご安心ください
ユニ様と唯様は我々がすぐお連れします」

シュッと
すぐに空中へと敵の人達は飛ぶと
攻撃してを向けてきた

「ユニっ!」
ユニを庇おうとしたとき目の前には、

「てめーの相手はオレだぁ!
暴れたくてウズウズしてんだぁ!!」

「じゃまだよ」

スクアーロさんと雲雀さんが立って
攻撃を跳ね返していた

「なにげにみんな戦う気になってるーーー!!」

その光景を見て綱吉さんが頭を
抱えながら叫んだ

ん?戦う気になったら駄目なのだろうか?
そんなことを思っていると白蘭さんが部下である
桔梗さんって人を止めて話し出した

「じゃあこうしよう、ユニチャン
チョイスに勝利して僕がもらえるはずの
73は手に入れるまでにとても苦労したし
すごく大事な物だよ

でも、ユニチャンが唯チャンと
ミルフィオーレに帰ってきてくれるんなら、
ボンゴレリングはボンゴレファミリーに
返してあげてもいい」

「「「!!」」」

先程まで綱吉さん達が持っていた
ボンゴレリングと言うものにかなりの執着を
持っていたように感じたのに
今は私も含めてユニと白蘭さんの元に行ったら
返すだなんてそこまでの価値が
私達にあるのだろうか?

いや、ユニはあっても私は何もないというのに…

「…白蘭
なぜ、あなたが私達を欲しているのかは
わかっています

特に唯様を…

わかっているからこそあなたの元へは
帰るわけにはいきません」

えっ!私!?
「ユニ?」

「ふうん……

じゃあ、やっぱりボンゴレリングは僕らのものだ
ユニチャンが逃げ込もうとしてる連中に
ミスミス武器を渡すつもりはない

っていっても…
かんじんの白馬の王子は
ユニチャンの願いにビビってるけどね」

「Σいっ"」

綱吉さん…;
ビビりすぎですよ



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