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異世界の姫君
孤独







朝、目を覚ました

まあ朝かは体内時計と言うか、
勘で思ってるんだけど………
…ん〜…お腹空いたな………
昨日も何も食べないで寝ちゃったし…
誰も訪ねてこないし、お腹空いたし
部屋出ちゃって良いかな?
………いや駄目だろうけど…
(昨日リボーンさん怒っていたし…)

グゥゥウウウウ…………

…でも、お腹空いた…
良いやもう、見つかったら謝ろう
そんときはそんときだ!

………と言うことで今は廊下をスリッパを
履いて歩いている
なんというか、何故こんなにも
人に会わないんだろうか?
皆さんもしかしてまだ、寝てる?

「ーーーーー」
「ーーーー」

ん?声が聞こえる………何処から?
あ、向こうの扉からだ!

そっちに迎い、そっと覗くと
中では綱吉さん達とクローム、ディーノさん、多分この時代のビアンキさんにフゥ太くんそしてリボーンさん後知らない女の子二人

みんなでご飯を楽しそうに食べていた

…………なんだろう、この胸のモヤモヤ…

無意識に気配をけして、覗いていたので
誰も私が扉の外に居るのを気づかないでいた
私は覗いていた身体を扉の前から離し、
来た道を戻る

…孤独感、………多分今の私の気持ちはそんな感じ…
そう、元々私の世界はここじゃないから………
仕方ない、そう思えばそうだ
駄目だよ
私はもっと強くならなきゃいけないのに…
こんなことで傷ついちゃ駄目だ………

…………鍛練しよう、鍛練の時は何も考えないで
済むし…置き手紙してれば良いよね
敵の人はもう、外をうろうろしていないと思うし
いたらいたで、鍛練の相手になってもらおう

私はいったん病室に戻り、近くにあった紙と
ペンで置き手紙を書いた

私の世界の日本語と同じで良かったよ………!

書き終わると、病室を出て
今寝巻きの着物なので、服とかを借りに
雲雀さんの方のアジトに向かう

…………扉が開き中に入る


そこは、和を中心とした見慣れた空間
草壁さんは居ないかな…と思っていると
私のテレパシーが通じたかのように、
丁度草壁さんが通った

「あ、唯さんではありませんか!
熱下がったんですね、良かったです…
それで此方に何の誤用できたんですか?」

「草壁さん!あの、実は動きやすい服をまた貸してほしいんですが………」

「動きやすい服をですか?構いませんけど、どうしてなんですか?」

「………その、もっと強くなる為に鍛練をしようと思いまして…………」

「…………そうですか……分かりました
すぐにお持ちしますね………」

そのままその場で草壁さんを待っとくのも
なんなので、私が借りていた部屋で
待つことにした

数分で草壁さんは戻ってきた
服を草壁さんから受けとり、
草壁さんには部屋を出てもらい着替えた

長袖に短パンの普通の格好…でも
こうゆう物の方が結構動きやすい…
…まあ、私はスカートが良いんだけど、
折角用意してもらったそんなこと言えない

草壁さんにお礼を言おうと、襖を開けると
外に立っていたのは草壁さんとよく知ってる
過去の方の雲雀さんだった

「…………;」

「君なんで此所にいるんだい?」

「え…?あ、此所の部屋をこの時代の
雲雀さんに借りていたんですよ 」

「ふーん…この時代の僕が…ね…」

「……ゾクリ;…??!」
な、何今のぞっとした感じ…鳥肌がたったよ…

「丁度良い…ご飯を食べた後、僕の相手になってもらうよ…唯…………草壁…」

「はい、用意は出来ています
唯さんの分も用意したので、
朝ごはんまだでしたら一緒にどうぞ…」

「……えっと…はい、ありがとうございます
……頂きます…」

草壁さんに誘われ、朝ごはん食べられることに

よかった向こうの方では食べれなかったし、
凄くお腹空いたんだよね…
って、ちょっと待って雲雀さんの話の流れが掴めないんですけど…
とか考えながらも草壁さんが
用意してくれたごはんを美味しく頂いた

食べ終わってご馳走さまでしたと私が言って
すぐに、雲雀に腕を捕まれた

「お腹も満たされたし、君には
僕の相手になってもらうよ」

さっ…とトンファーを出し、私に向け構えた
ってこんなところでするき!?

「こ、こんなところでトンファーを
振り回すなんて周りに被害が
大きいじゃないですか!!
外、外に行ってしましょう、雲雀さん!!」

「なに、君
僕に意見をするのかい…なら、
…今すぐにでも咬み殺すよ?」

「意見ではなく、事実です!
今すぐに私を咬み殺すと言うのであれば、
私はその前に香桜を発動させて
雲雀さんを麻痺させて逃げて
もう一生雲雀さんの相手なんてしません」

香桜を発動したことあるから、どれだけ強力か
分かっている筈だ
雲雀さんはトンファーを仕方なく降ろし、
部屋を出ていった
外でするきになったのだろう

私をその場を立ち草壁に
ご飯と服のお礼をもう一度言って

「後綱吉さんたちがもし、此方の方に私を探しに来たら雲雀さんと外で鍛練中と言っておいて下さい」


それだけを言い、バタバタと雲雀さんを追った






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