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異世界の姫君
暴走









キュウプ………

?匣から出てきたハリネズミなんか……酔ってる?クラクラして、立てないようだ……
あ、雲雀さんがハリネズミに寄ってった…
手を差し出したら、ハリネズミ喜んで雲雀さんの方に寄ってきた…可愛すぎ…///

ブシャ………

「わっ!雲雀さん!?」
雲雀さんの手にハリネズミの針が刺さっちゃった!
しかも結構深く…い、痛そう…血が出で
しっ止血しないとっ!

そう思い雲雀さんに手を見せてと言おうとしたら
ハリネズミが震えだして………

キュアァァァァァァァァァァッッッッ!!!!!

突然叫びだしたと思ったら、ハリネズミが分身の術みたいな感じで1匹だったのが増えていき
大きな丸い球体に膨れ上がり出した
雲雀さんはすぐに避けたけど、私は避けられず
その場に取り残されてしまった

針が私に向かってくる…!!
思わず目を瞑り伏せた…それが良かったのか……
針の微妙な隙間におり、なんとか死なずにすんだ
だが、周りを見ると依然とハリネズミは大きくなり数も膨らんでいた

…もしかして、主を刺してしまった精神的ショックでこうなってしまったんだろうか……
雲雀さんや草壁さん、クローム達無事だと委員だけど……
てか…私この状態から動けない……どうしよう
体力が戻っても、回りは針少しでも動くと深く刺さってしまう距離
う〜ん…これは助けを待つしかないかも……

「唯さんご無事ですか!?」

何処からだろう、草壁さんの声がする
周りをキョロキョロしようとしたら、ハリネズミの針が頬を少しかすってしまった
わー私の馬鹿!今動いちゃいけないんだった!

「草壁さん!私は無事です!
そちらこそ皆さん無事ですか!?」

血が出てきている頬を手で押さえながら、見えない草壁さんに向かい言ってみる
聞こえるかな……?

「こちらもなんとか全員無事です
しかし、このままだと針に我々は潰されてしまいます…ですので一端我々は避難します
すみません、唯さん一人残すという形になってしまい…」

「いえ、私は大丈夫です
なので草壁さん達は早く避難してください!」

「かならず後で助けに来ます!」

「ありがとうございます、草壁さん!」

草壁さん大変だろに、私の心配までしてくれるなんてどれだけいい人なんだろ

ドゴォォオッ……ガァァア…

まだハリネズミが増えているのであろう、回りの壁とか破壊されている音がする……
…迎えが来るまで待っては居られなさそう……
上から壁とか降ってくるし…っいった!
頭に降ってきた……イッタタ…
こりゃぁ、早くここから抜け出さないと、もっと大きい瓦礫とか落ちてきそう…


一方完成した新技で敵を倒し一段落ついた綱吉のは……

「ツナ、草壁から緊急通信が入ったぞ」
「え?草壁さん!?」
「奴もここに来ているが、お前達とは無線のシステムが違うからボンゴレアジトに連絡がきてるんだ
それによると10年前のヒバリが研究所近くの部屋で戦ってるらしい……」
「えっ!?」
「他の連中も来ちまってるらしい
ラル、獄寺、山本、了平だけじゃなくヒバリにクロームにランボにイーピンもな…」
「い"、んなーーーー!!?
ヒバリさんに…クローム…ランボにイーピンまで!?」
「……そして、唯もだ…
ツナ、お前唯と話したんだろ?」
「えぇー!?な、何で唯ちゃんまで居るのーー!?てか、リボーン何で俺が唯ちゃんと話したことしってんだよ!?」
「俺に知らねーことはねーんだぞ…
まぁ、くわしい話は後だ、これで研究所の位置はつかめそうだが、幻騎士って奴と戦ってて、かなりヤバイらしいんだ」
「………!!(ゲンキシ…?ヤバイって…あんなに強い唯ちゃんもってこと?何で唯ちゃんやランボ、イーピン、クロームまで此所に来ているんだ…?)」
「ウチもつれてけ、ボンゴレ」
「スパナ、ちょっ…でもそのケガじゃ…」
「X BURNER<イクスバーナー>用のコンタクトはデリケートなんだ…メンテナンスはウチにしかできない
……それに足手まといにはならない」

スパナが出したそれは、パラシュート用ので
それを体に巻き付け綱吉が死ぬ気の炎で飛ぶのと
同時に浮きそのままのSPEEDで移動が可能になる

「大丈夫か?スパナ」
「………………問題ない」

待ってろ!!




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あきゅろす。
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