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異世界の姫君
手当て







完全に周りが幻覚の空間になった
後ろでは雲雀さんと変な眉毛さんとの激しい戦いの音が聞こえる

振り替えってどんな戦い方をしているのか
見たいが生憎私は急いで武さんともう一人の女性の方を手当てしないと…

本当は春桜で治してあげたいけど
クロームをさっきしてあげたから、私の体力が持たず出来ない

現に今かなりの痛みが体を襲っている
でも、これぐらいなら耐えられる
戦う事も出来る…と思う

けど、良かった…
一様手当て出来るような物を持ってきといて……
外傷は手当て出来るけど、内面の傷は
それようの設備がないと治せないな…

武さん血がたくさん出てる…
頬も腫れ上がってる…酷い傷…
とにかく、頬は冬桜で氷を出してっと……

「四季桜……冬桜…発動!」

ピシッッ…

よし、この氷で冷やしとかないとね
口の中はどうなってるか分からないけど、
まぁ、これで腫れは引くでしょ

武さんは終わり
あ、戦いの残害が散ってくるかもだから壁の方に寄せて寝かせとこう

………よしこれでOK!
次はあの女性の方ですね…

あれ…余り外傷が見当たらない…
じゃあ、内面的な傷か…

それなら私は何も出来ない…
この人も壁がわに寝かせとこう……

ドオォン

武さん達の手当てと移動が終わって
戦っている雲雀さんの方を見る

雲雀さんは今変な眉毛の人を見て指に
リングを3つはめていた

「いくよ」

雲雀さんがそう言うと、そのはめたリング全てから
物凄い炎が灯った

驚いてこれから何が起こるのかと見ていると
炎が灯ったリングを雲雀さんは匣に3つ一辺に差し込んだ

「匣を殺してしまわぬように炎を注入するのが
難しくてね」

匣を殺さないように……?
どういう意味なの?

そう考えながら炎が注入されている匣を見ていると
その匣がビキビキッと言いながら割れていくのが分かった

匣が壊れていく……

グシャッ……パリンッ

「裏 球針態」

雲雀さんが匣が割れ中から出てきた針の塊を持ちながらそう言ったのが聞こえた

すると、その塊が大きくなり
雲雀さんと変な眉毛の人だけがその中に入っていった

他の物をは除外され、私も少しだけはね飛ばされた

何とか着地したが今体が痛い状態なのに…

このでっかい塊は戦う者以外多分除外されるんだろうな……

てか、そういうものなら
早めに行ってほしいです!雲雀さん
そうだったら、こんな痛い思いしないですんだのに…

……雲雀さん強いから大丈夫だと思うけど……
少しだけ心配だな…

あの変な眉毛の人もかなりの強者だし…
しかもこんな高度な幻覚を作り出すなんて……

私も戦ってみたかったな…
あ、でも今は無理だけど

あーはやく体の痛み治ってー!
そしたら、思う存分暴れられるのに……!
地味に痛いし…





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