異世界の姫君
俺達の傍には…
えっと……何故って言われてもなぁ……
自分でも知らないうちにこの時代にいたし……
「あれ?そうやぁ、
何で笹川さんここに居るんですか?」
ずっと見なかったからきにもとめてなかった…
「俺は極限に雲雀と酒を呑みに来たのだ!」
「………へー……そうなんですか…
意外にお二人は仲が良いんですね…
…は!そうだった
忘れる所でした!雲雀さんさっきのドカーンって感じの音ってなんだったんですか!?
もしかして、地震ですか!?」
唯はランボとイーピンを抱えたまま
雲雀に聞いた
「さっきの音か…それなら、多分
さわ「ビュッ!!!」
わっ!と危ないではないか雲雀!!」
唯が雲雀に聞いた質問に了平が答えようとしたら、雲雀が了平に向けトンファーを投げた
寸前の所で了平は避けたので当たらなかったが……
「そっちがその気なら極限に
俺も本気でいくぞ!」
「へー君の本気なんて、
たかが知れてるじゃないのかい?」
雲雀はにやけながら了平を見て言った
それに対して了平は
「極限にプンスカだぞ!!雲雀!!!」
二人がバトルを始めたので
唯の存在は忘れ去られていた…
「もういいや……;
ランボくんイーピンちゃん
私が使わせてもらってる部屋に行って遊ぼ…」
「唯!!
俺っち、トランプやりたいんだもんね!」
「$£¢$&@!(イーピンも!)」
「トランプかー……
あ、草壁さんトランプってありますか?」
「トランプですか?
確か物置に会ったような……見てきますね」
唯はバトル中の二人をほっといて
部屋をランボとイーピン、草壁さんと出ていった
了平は唯が出ていったのを確認して
戦うのをやめ、雲雀に聞く
「雲雀、何故唯の前で
沢田の話をしたらいかんのだ…」
その言葉に雲雀も構えていたトンファーを降ろし、
口を開いた
「
………唯にはまだ、
10年前の沢田綱吉達が来ていることを話していないからだよ」
「何故話していないのだ!
向こう側に居たとき沢田達からは唯が
元居た世界に帰ったと聞いた
突然消えたから、帰ってしまったんだと思っているようだったな……
あいつら、見せようとはしないが
唯に会いたがってるように俺は見えた」
「赤ん坊にも話したとおり、
唯の心を守るためだよ
これから、ミルフィオーレとの戦いが始まる
それに唯を巻き込まないために
話さないでいるんだ…」
「………そうだったのか……
雲雀にしては、極限に考えていたんだな」
「君はそんなことさえ考えないからね……」
「なにおーー!!!」
雲雀は了平に話したあと
ふんっとして、自分が座っていた場所に戻り
お酒をまた呑みだした
その様子を了平は見て
やはり雲雀も唯が大切だったのだな……
と思った
もう、この時代の俺達の傍には居なくなっていた
唯が……
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