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異世界の姫君
二人とも









チャプッ……

はー……もう少ししたら上がらなきゃな……


ドカアァァアン

バシャァァアン!!!

ふえっ!何!?何!?
すごい湯船が揺れてる、何が起こったの!?
じ、地震!?

兎に角、上がらなきゃなっ……!

バシャァァ………


私は体をふき、脱衣場に入った
着替えの服は草壁さんが渡してくれたものがある

寝巻き用の薄い生地の浴衣の用な感じだった

てきぱき着替え脱衣場を出て、雲雀さんが居るであろう部屋へ向かった

その部屋近くまで走ってきて部屋にはいる入口付近にいるある人物たちに気がついた

「あ、イーピンちゃんランボくん!!!」

そう、イーピンちゃんとランボくんがいたのだ
私が驚きなが二人の名前を呼ぶと、

「唯ーー!!!」
「#@$%$¢£!!(唯さん!!)」

二人とも私に気づき、何故かイーピンちゃんは
涙目でランボくんは嬉しそうに私に飛び付いてきた

私は二人が抱きついてきたので
バランスを崩し、後ろに尻餅を付いた

どたぁあん!

「いっっ!…イーピンちゃん、ランボくん
何でここに……」

「何処いっていたんだもんね、唯
ランボさんずっと遊んでほしかったんだぞ!」

「¢@%¢£$#&!!
(ずっと心配してたんだよ!)」

「…ハハ……心配してくれてありがとう、
イーピンちゃん
ランボくんもずっと遊んであげられなくて
ごめんね」

二人の頭を撫でながら
少し泣きそうになったから、それを隠すように笑い
二人を見た

「唯、これからいっぱい
ランボさんと遊ぶんだもんね!」

「$&&£¢#%&¢%&%£&!
(イーピンともいっぱい遊んでください!)」

「うん、分かった」

二人とも前と変わらない
可愛いままだね!
リボーンさん以来の十年前の
知り合いの人に会ったな……

二人とも元気そうで本当に良かった…

「どこがくだらぬ理由だ!!
オレは屋敷に入れるのにチビ達は出入り禁止とは
どーいうことだ!!!」

ビクゥウッ

いきなり大声がして驚いた…;
部屋の中から聞こえたよね
誰か来てるのかな?

唯がランボ達を抱えて襖の前に座り込んでいると
襖が勝手に開いた

「わかりました、わかりました
私が向こうのアジトでランボさんとイーピンさんと
遊ばせてもらいます

それで勘弁してください」

草壁さんが誰かに言いながら部屋から出てきた

「唯さんもう、お風呂を上がられてたんですか!」

「草壁さんどなたか来ているんですか?」

「えっ…と、まぁ、丁度良いタイミングですね…;
なかを見たら分かりますよ」

へ?中を?

ランボ達を抱えながら私は立ち上がり
部屋の中を覗きこんだ

「あ、笹川さん?」

「ん?唯ではないか!!!
極限に何故この時代にいるのだ!?」



雲雀さんと今からバトルを開始しそうな雰囲気を
出していたのは10年前会った笹川さんから
雲雀さん同様10年の月日が感じられるほど


大人の雰囲気をだす人になっていた







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