玲side☆LOVE STORY ページ:13 「で、でも先に綺麗にしてから……」 リリは慌ててタオルで俺の身体を拭きながら、チラチラと自分が吐いた場所に視線を遣っている。 「いいから」 俺はタオルを奪い、リリに巻いたシーツを剥がした。 「きゃっ」 今更手で隠す姿に、思わず笑いそうになる。 もう完璧に素のリリ。 頬を赤く染めるリリに無性にキスをしたくなったが、おでこに軽くキスをしてから未だ戸惑うリリを浴室に突っ込んだ。 浴室で何か喚いてるが、とりあえず先にフローリングを掃除する事にした。 手早くフローリングをタオルで拭き、ドラム式の洗濯機に拭いたタオルとシーツ、ジーンズらを脱いで突っ込む。 『洗濯ぐれぇはしろ』と親父がわざわざ買った洗濯機。 [*前へ][次へ#] |