玲side☆LOVE STORY
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今日は正月。
久々にリリと2人、本宅に戻った。
親父、來斗さん、晴輝らも集まり、酒を酌み交い賑わう座敷。
晴輝がやたらとリリに絡むのが気になるところだが、リリも楽しんでる様子に俺の顔も自然と緩んだ。
「若頭、久々なんですからもっと飲んで下さい」
コップが空くと次々と酒を注ぐ組員に、正直俺もキツかったりする。
やや飲み過ぎたため、楽しんでるリリには悪いが、リリを連れ出し逃げるように俺の家へと向かった。
そして俺は部屋に入るなり、直ぐにベッドに倒れこむ。
「玲さーん。私、お風呂行ってくるねー」
「あぁ……」
珍しく間延びしたリリの可愛い声を聞きながらも、睡魔が急激に襲った俺は生返事を返して、直ぐに意識を手放した。
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