…10*。
「すごいよな、ローションって色んな匂いがあるんだって。
あと…」
ぱく。
「っんぁ…！」
「…口に入れても大丈夫。」
ローションを舐めとるように、器用に舌を使うケンジに身体を折ると、俺の下半身に顔を埋めるケンジの頭に手を置いた。
「…ちょ、…ダメん、汚…」
別にフェラされるのは初めてじゃない。
俺だってそれなりに恋愛も経験している。
でも、今までとは違う感じがするのなんでなんだ？
「…、…ぁ…ふ……ひゃぁ…」
強く吸われると背筋がゾクリと震えた。その度にビクビクペニスを揺れて、
「……コウジ、…エロい…」
キュッとお腹の中が締まる気がした。
ちゅ、ちゅぱっ、ツー…、ぺろっ。
「ん、はァんっ！」
上がった息に胸を上下させると、自分の乳首がピンと起っているのがわかる。
それがさらに卑猥に見えて頬を染めると、
「何？乳首も触って欲しい？」
「ゃぁ…、いぃ…んッ！」
断ってるつもりなのに、指で摘まれ声をあげた。
扱きながら胸もなぶられ高まっていく射精感に、もう出るというところで唇を離され、
「…ハぁ…ぁ！？」
中途半端で止まってしまった快感に涙をためてケンジを見ると、
「コウジ…」
くちゅ…
唇を塞がれ、絡んだ舌からローションの味がした。
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