…13*。
気付いて欲しくて唇を離すと、やっぱり塞いでくる唇を避けるようにギュッと腕を首に回した。
…うわっ、心臓がヤバいくらい早い。
心音に合わせて内襞も揺れている気がするくらいだ。
耳元に唇を寄せ、躊躇いながら口を開くと、
「…っ…れて？」
…聞こえた？
スッゴい勇気がいったんだけど。
一瞬動きを止めたケンジはゆっくり指を抜くと、身体を起こして俺を見下ろした。
熱っぽい目が俺を見つめ、少し眉を下げて笑う。
「…本当、マジで愛してるよ。」
ゴムをつけた熱の持ったケンジのペニスが、後孔にあてがわれ、少しずつ入ってくる先端が凄く熱くて…、
「……はぁ、んッ…」
…溶ける。
全部、ケンジに溶かされる。
そそり立つペニスが前立腺を擦りながら深く刺され、肌に触れるケンジの下腹部が、剃られた短い毛でチクチクとくすぐったかった。
「…、…はっ…あ、ぁあっ…！」
動く度感度が増して、気持ちよくてこぼれる声に、たまらずケンジの名前を呼んで。
「…ケ、…ジっ、……気持ちいぃ…んっ…」
「ん、…はぁっ…、俺も…」
激しく突き上げられ身震いして、ケンジと俺の間で揺れるペニスが先走りを滲ませていく。
もちろん後ろも気持ちいいけど、それでもあと一歩の快感が足りなくて。
自分でローション塗れのペニスを握って扱き出した。
［*前へ］［次へ#］
[戻る]
[小説ﾅﾋﾞ|小説大賞]
無料HPエムペ！
携帯モード]
[
URL送信]
