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…17。







「…………………………
…………………………。」



…!?!??
なんてお題で俺を連れてきたんだ!!


「あ、ああああ朝比奈っ!!」



やっぱり、あの時ちゃんとお題を確かめておくんだった!とか、今更思っても仕方がない。

けど、男として沽券にかかわる内容は、正直残念過ぎますからっ!



…誰か!
これは夢だ…夢だと言ってくれ!!



次々に他の選手がゴールしてくる中、あまりの羞恥に朝比奈を睨み付けた。




「…あ、あ、あしゃひなの、ばかっ!」




力み過ぎてちゃんと言えてなかったし、教師のクセに生徒を馬鹿呼ばわりするのは悪いと思うけど、言わなきゃ気が済まないんだ。
許してくれ。



「…っ!」



…なのに、なんで?
なんでみんなして一斉に俺から目を逸らすわけ?
しかも、微妙にみんなの顔が赤くない?



自分が真っ赤な顔で上目遣いなのにも、今にも零れてしまいそうな涙目が、みんなの加虐心を大いにくすぐってしまっている事にも気付いていない俺は、ふてくされながらそっぽを向いた。


…我ながら、子供っぽい行動だ。




「…えっと…、とりあえず、一位の方もお題の確認はオッケーです…。
次の方…、」




…えぇっ?OKなの!?


いくら個人的見解のあるにしたって、猫の部分しか合ってないじゃん!
しかもこれって、認めたくないけど動物の『猫』じゃなくて、『タチ』『ネコ』の『ネコ』だよね?







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あきゅろす。
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