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…36。





何とも釈然としなかったが、仕方ない過ぎた事だ。
そもそも学年で10位以内なんて入ろうと思って入れるわけない。
もし入ったとしても、それほど心配する事はないだろう。よし!問題なし!




「テスト頑張ってね。」



気持ちを切り替えて笑顔でそう言うと朝比奈が微笑んだ。

うん。なんかちょっと嬉しいや。





すっかり残り少なくなった料理を口に運んで、楽しかった昼食が終わった。



「うーん!美味しかった!」



お腹いっぱい大満足。
やっぱり食事は誰かと食べるに限る。

机の上を片付ける為飲み終わったグラスを持つと、朝比奈がさり気なく洗ってくれた。


ニクいね!やるじゃないか。



空になった容器をまとめながら肉プレートの入っていた容器を持つと、何気なく言ってみた。




「そういえば、わざわざ買ってきてくれてありがとな。」



本当、食べる価値有りのメチャクチャ美味しい肉料理だった。
これは、来年は自分で買いに行かなきゃって思うくらいに。




「…いや、別に買ってねぇし。」
「え?」



グラスを洗い終えた朝比奈が手を拭きながらこっちを見ると、

「だいたい畜産部のは毎年すぐ売れ切れんだよ。美味いからってまとめ買いする奴らがいるからな。」



そっか、やっぱり人気あるんだ。あれだけ美味しいなら当たり前か。
でも、



「んじゃ、どうやって?」






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