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…18。





「…これからだけど。」



だんだん訂正するのも面倒になってきて諦めがちにそう答えると、ふっと少しだけ表情を和らげた朝比奈が俺の顔を見つめながら言った。




「なら、一緒に食おうぜ。」

「え?」



予想外!
って、まあ、「飯は?」の時点で何となくそんな予感はしてたけどさ。

ぶっちゃけお前、他に予定があったんじゃないの?とか思うのは俺だけ?
だってさっき、昼飯を食べに来たとか言ってたじゃん。


うーん、と考えながら、でも断る理由もないし。




「……どこで?」



これから新歓をまわるとか、食堂に行こうというなら断るつもりで訊ねると、それを了承と取った朝比奈がそれはそれは眩しすぎる笑顔を浮かべていました。
つい敬語になっちゃうくらいのっ!



「!?」

「翔汰と一緒ならどこでも。」

「!?!!?」




あまりにも綺麗な笑顔で聞いてて恥ずかしくなるようなセリフを吐く朝比奈に、動揺したのは不可抗力。


だって、結構な殺し文句ですよね!?
もしこれが乙女系のチワワな生徒だったら一発でコロッといっちゃうから!




「ぇ?あ、う、うん…」




…ああ、くそ。多分、俺今赤面してる。
絵になる奴はこれだから困る。






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