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『地球[ちたま]☆防衛隊』
5☆5


「…仕方ない。ここはブラックに任せるしかないね?」


ブルーの意味深な言葉に、ブラックが黒い笑いを見せた。


「?」

「任せろ!」

水を得た魚の様に、喜々とした表情で大魔王に話し始めた。


「初恋は小学生…。小学校の保健の先生!」
「!!」


大魔王は明らかに動揺している。


「小学校5年生までおねしょをしていた!」
「うわぁっ!
わぁー!わぁー!!
ちょっと!」


無駄な抵抗が続く中、さらに攻撃は続いた。


「高校生の時の罰ゲーム!無理矢理キスをさせられた相手は、同じクラスの横山くん!!実はファーストキス!」


きゃあきゃあ騒いでいるが攻撃が止まる気配はない。



「…は、恥ずかしすぎる…。」
敵ながら同情してしまう。



ブルーが憐れむ顔で近付いて行った。

「元気出せよ…。」
肩を叩いたその時!


スルッとリボンを奪われた。

「き、汚すぎる!」


「……。」
大魔王は黙ったまま。
ちょっと目が据わっている。




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あきゅろす。
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