『pinch or chance？』
★１５
試してみた…。
ダメだった…。
いつもと全然変わりなし。
たぶんお兄ちゃんを意識していた事すら気付いてない。
でも、康ちゃんと出会ったことで挨拶だけは交わす事ができた！
「青木くん、おはよう。」
「おはよう！！」
…ちょっと力み過ぎたが、進歩かも。
「お前どうしたの？挨拶してたじゃん！」
席に着いた俺のところに山田がすっ飛んできた。
「まぁね。」
ちょっと得意気。
「…今日なんか感じ違くない？
びみょう…。」
！
やっぱりか！
「いつもの方がいいと思うよ？」
「…俺もそう思うよ…。」
変な顔をされた。
［次へ#］
[戻る]
[小説ﾅﾋﾞ|小説大賞]
無料HPエムペ！
携帯モード]
[
URL送信]
