『pinch or chance?』
☆4
!?
図書、館…?
たくさんの本が所狭しと並んでいる。
「ここって稚葉さんのお家じゃ…。」
「なんだ。稚葉が目当てか…」
お爺さんはニヤッと悪い顔をした。
やばい!
本能的に悟った。この人に関わってはいけない!
後退りすると素早く手を掴まれた。
「稚葉の事、好きなんだ…。」
!!
肩を抱かれ
「こっちにおいで…。」
奥の方に連れて行かれた。
もうダメかもしれない。
死刑台に向かう様な気持ちだった。
…迷路みたいだ。
回りを確認しながら進んで行く。
もちろん、隙さえあれば逃げるつもりだ。
隙があればの話だが…。
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