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【Gt3兄弟@】
『ちょっとした仕返し』 2 R-18(完) 獣×L+怒りの大魔神様(笑) 【改正版】

コイツ何時の間にココに入ってきたんだよっ
本能的な恐怖感から、一気血の気が抜けていくのが解る

喰われるっ

魔力が使え無い以上、物理的な攻撃が避けられない
反射的に身体を引こうにも、更にかけられた拘束のせいで、どうにも出来ない
その上、獣は器用に連結パイプを踏みつけると、フンフンと俺の股に頭をつっこんでくる

よせ止めろって

ざらついた舌が、味見でもしているかの様に、ぺちゃぺちゃと雄と尻を舐めあげるが…
ギラつく牙の方が、気になるのは当たり前だ、アレで首をがぶりとやられたら
人間じゃないから、死なないまでも、相当な深傷を負ってしまうのは間違いない
その前に…生きたままかぶりつかれ咀嚼される、凄まじい激痛を思えば、
ガタガタと震えが止まらないのも仕方がない

嫌…お願いだから食べないで…

すっかり元気のなくなってしまった、俺の反応が気に入らないのか
獣は俺の首筋に舌を這わせると、滲み出る血をペロペロと舐め取る
背中に乗り上げられて感じる毛皮の感触が、妙に温かく柔らかいのだが、それどころじゃない

お願いだから、噛まないで…誰か助けて…

恥も外聞も無く、さっきまでココに居た奴でも構わないから、助けてもらいたい
でも他に気配なんて何処にも感じない
もうこのまま、血の滲んだ首を狙われたら終わり?半泣きで目を堅くつぶるのだが

狙われていたのは、別の場所だったみたいだ

「んっんっーーっんんっんっぐっ」

思わずのけぞり悲鳴をあげる程、挿入は唐突で苦痛を伴った
一度は、ほぐれかけていたけれど、恐怖心で縮んだソコに、
獣のナニを半ば強引にねじ込まれてしまったのだ

体勢も悪いのだろうけど…一気に最奥まで届くソレに、一瞬息が止まりそうになる

嫌だっっ苦しい…痛いっっ、お願い抜いて…動かないで

ヒューヒューと漏れる、俺の悲鳴などおかまいなしに、獣は中を突き上げ蹂躙し始める
びくびくと苦痛に震える俺の腰を、ガッチリと後ろから抱え込み固定すると
ガツガツと欲望をたたき込んでくるのだが…びっくりする程器用な腰つかいで

確実に俺の前立腺を刺激してくるので、嫌が負うでも前が反応し始める
倒錯的すぎる状況に、ルークは泣き叫んだ

嫌だ…俺はこんな趣味はないっっ…止めろよっ止めさせてくれよ
スキャンダル用の映像でも、隠し撮られてるの?だとしたら悪趣味すぎるよ

ボロボロと流れる涙が床を塗らし、悲鳴とぐもった嬌声だけが響く
痛いよ…怖いよ…恥ずかしいよ…助けて…もう許して許して
終わったら喰われちゃうのかな?ヤられながら食いちぎられるの?そんなの嫌だ…

そんな、ギリギリの快楽と恐怖心の狭間でも、身体が徐々に慣れてきてしまったのだろうか?
快楽を拾おうとする、自分の浅ましさが恨めしくて、ルークは更に嗚咽する

どうなってんだよ俺の身体…こんなんで喜ぶなんてオカシイだろ
獣のワリには…コイツはよく仕込まれてる様だけど、まるでそれ専用の訓練でもされている様に
角度を巧みに替えて、確実に俺のイイ所をついてくる

でもイヤだよ…苦しいよ、感じたくないよ…誰か助けて…

「ふっぐッんっんぐっっんっっ」

もう自暴自棄に、半分飛びかけた意識が、不意に引きずり戻される

内側で更に大きくなったソレから、突起物が広がったから
出血する程ではないが、弱い粘膜をグチャグチャとかきむしられたら堪らない
トゲによる拘束も関係無く、頭と身体を振り乱すルークの、苦痛の悲鳴が、室内に響きわたるが、
獣はより興奮しているのだろう…更に獲物の痩躯を押さえつけると、中を隙間無く丹念に抉り始める
無情な鎖がガチャガチャと派手に鳴り、繋がれた青い悪魔は、ただ啜り泣くことしか出来なかった

痛い・痛い・痛い・痛い・痛いっっっ

そうだ…猫科の性器には、雌の確実な排卵を促す為のトゲがあるって、以前聞いた事がある…
中出しする気満々じゃないかこのエロ猫っっふざけるんじゃないっっ

痛みと悔しさで、半泣きにのまま、ギロリと獣を睨みつければ
笑っているのだろうか?金色の瞳がニヤリと細くなる

「んんんっんっーんっっーんっ」

声に成らない悲鳴が、全て口枷に吸い込まれてゆく中、内側のソレは更に大きくなる
ドクドクと内側に、吐き出される熱い感触…腹の中がじんわりと熱くなる
たっぷりと出されたソレで、少しは中の痛みは和らいだが
今更そんな事どうでもいい…惨めな格好のまま、獣に犯されたのには変わりないのだから

ああ…反撃するとか、それどころじゃないや…

前のめりに力尽き、ぐったりと床に潰れる俺の背中を汗を
獣が名残惜しそうにペロペロと舐めている、毛繕いでもするように優しく
噛みつく気も喰い殺す気も、どうやらないらしいけど
だからと言って、コイツに感謝する言われも無い

ズルリと引きずりだされるナニの感触に、ブルリと身体が震える
ぽたぽた滴るソレは、妙に熱いけど…血の臭いが入り交じる
ああきっと腫れ上がっている、いや切れてもいるんだろう…
みっともなくて、恥ずかしいよ…自分で後始末を、ヒーリングをかけたくても
このままじゃ…ソレもままならないじゃないか

「痛いのが好きって話はマヂだったんだねぇ…コレじゃお仕置きにならなかった?」

不意に聞こえてきた、聞き慣れた声に、ギョとして振り返ると
そこには獣の姿はすでになかった、くわえ煙草に火をつけているのは見慣れた顔
ちょり〜んと涼しい顔をしたジェイルが、直ぐ側に座っていた

※※※※※※※※※※※※※※

「●□△@〜!!」
「あ〜、今外してあげるから、じっとしていて」

最初に床に繋がれた鎖が外されて、身体を起こされ
パイプにジョイントされていた、両方の手足が自由になると
俺は自分の手で、口枷を引き千切って放り投げた

「ちょっと!!!!どういう事なのさ!!!!!」

ガシリとジェイルの首根っこをつかみ、大声を上げると
まだ装着されたままの首輪が、ズキズキと痛んだ

「コレを外すのにコツがいるから、少しだけ大人しくして…」

少しも悪びれる事もなく、俺の肩にすがりつくと
媚びるように甘えてくる、生温い金色の視線が…何だか気恥ずかしくて
俺はため息をついて、ジェイルの首を離してやれば
ゆっくりと俺の首輪を外してくれる、その手が妙に白き感じる

肌に癒着しているトゲを引き剥がすと、糸を引くような鈍い痛みと傷だけが残った

「少しの間だけど、跡が残るから、何かで隠してね」

傷をつけた張本魔だというのに、心配そうに覗きこむ瞳が妙に潤んでいる
抵抗する暇も与えられずに、傷跡を丁寧に、ペロペロと舐められてしまうと

行き場の無い怒りが、どこかに引っ込んでしまった…

何だかんだ言っても、俺はこの気儘な弟分に弱くて甘い
その肩に手を回してポンポンと叩いてやれば
何事もなかった様に、ゴロゴロと何時もの喉を鳴らす音が聴こえてくる

「お仕置きって…もしかして???この間の仕返し???」
「ピンポーン」

もうため息しか出ないよ…こんなのあんまりじゃないの???
ジェイルの気持ちを考えて、最初はエースに譲ったのにこの仕打ち
そりゃ騙し討ちみたいな形になったのは悪かったけどさ…
大体、初体験の相手に無茶をしたのは、俺じゃない
あのエロ親父が、全部悪いんじゃないかっっっ!!!!

なんか無性にに腹がたってきた、勿論ここに居ないあの男にだ

「それに…ちょっと牙を伸ばしただけなのに俺って気がつかなかった…」

え〜怒ってるポイントはソコかよ…ソレって俺が悪いの???

「気絶してる時、俺の獣体を見たくせに…耳と尻尾だけなら何時も見てるくせに…」

ポカポカと胸を叩かれても…此方も困ってしまうのだが…そんなの聞く耳持たないよね
正体を見たのも、ジェイルに遠慮がちに、チラ見をしたただ一度
しかも薄暗い寝室でだ、その後直ぐに元に戻ってしまったのだから、仕方ないじゃん

大体ね、俺だって拉致・拘束強姦されていたんだよ、切羽詰まっていたんだよ
あの状況で、お前と気がつけ…と言われても…ムチャクチャすぎるよ

と言うか?何で痛い目にあった俺が、強姦魔?を慰めてるの?
全くもって意味が、解らないんだけど…俺が悪いのだろうか????

「ゴメン………俺が悪かったよ」

むくれる猫の頭を、ヨシヨシと撫でながら…釈然としない気持ちだけが沈んでゆくが
今はこういうカタチにしておかないと、収まりがつかないのかな???

「ねぇ…ところでさ…コレって監獄の備品?」

色々納得出来なくても、とりあえずは敵方のソレでは、無かった事を喜ぶべき?
気を取り直した俺は、床に放り出された、金属製の首輪を拾い上げる
内側のトゲは鈍く発光していて、土台には、複雑な呪が仕込まれているらしく
ルーン文字の彫り物がびっしり入っている、高度な術式が練り込まれている事は、素人目にも解る

「ああ…今使ってる監獄の対悪魔・魔物用は効き目に限界があるから
開発中の神捕獲用の新兵器の雛型かな?理論上は魔界政府要人でも封印出来るはずなんだけどね…」

そんな大事なモノを職場から持ち出すなよ…思いっきり職権乱用だろうが!!!!!
機密保持の自覚が足りなすぎやしないのっ!!!と厳重注意するつもりだったのに…

「じゃあ…エースも勿論束縛できるの???」

と思わず口を突き、つい呟いたのは…ちょっとした出来心?意趣返し?
みたいなモノだったのかもしれない、エースに対する不満も含めて

俺のその言葉に、ジェイルは少し驚いた様だが、
直ぐにニタァ…と、嫌な感じの満面の笑みを零すと
すぐ側に置いてあった、大きめのトランクを、勢い良く蹴飛ばした

バタンと開いたソコには…出るわ出るわ内側にトゲのある枷の数々が…
首輪ひとつであれだけ辛いのに…下手をすれば全部つけられる所だったのか…と思うどゾッとするが

確かにあれだけの威力があるなら、魔力レベルが違いすぎる、あの男でも押さえ込めるかも…

それに良く見れば…明らかイカガワシイ形の鬼畜装着物まであるじゃないの…
本当に首輪だけで済んで良かった、でもコレは絶対に使ってやるんだからっっ

見てろよあのエロ親父…絶対絶対同じ目に
イヤ…もっと酷い目に合わせてやるんだからねっっっ

※※※※※※※※※※※※※※

それから数日後の事だ、珍しく主が帰ってきた、情報局長官の私邸の一角で
唐突に上がった火柱は、目撃者を周囲の居住区に住むモノを、震撼させたと言う
火柱と共に空中に飛び出した、館の主の姿は壮絶で、地獄最凶の破壊者そのもので

巻き添えを恐れたモノの全てが、安全な場所に縮こまったのは、言うまでもない

着乱れた軍服の上から、下から、幾重にも巻かれた拘束具は
完全に破壊されつくし、その呪符に意味はなくなり、残骸がぶら下がるのみ

いやソレよりも…問題はエースの方だ

魔力を全解放した赤い悪魔の髪は、真紅に染まっており、
額の第三の目が、遠目からでも解る程に、ギラギラと光っていた

「くぉらぁぁぁガキどもッ!先に犯されたいのはどっちだぁ…」

腹の底から響きわたる低い低い声が、あたりに響き渡り
繰り出された衝撃波が、館の森をなぎ払い、焼き払ってゆく

すると…爆発と暴風で、半壊したゲストルームの影から
二手に別れて、逃げ出す影が二つ…ソレが誰だったかは…説明の必要は無いだろう

空中からソレを確認したエースは、一瞬どちらを追跡するか?迷いながらも…
狙いを定めたのは、ワンテンポ逃げ遅れた方、だったようだ

猛禽類が獲物を襲うかのように、急降下すると
あっさり相手を取り押さえつけ、地面に叩きつける

一回りガタイが大きな長身に、完全に馬乗りになられてしまえば…
身体を起こそうにもビクともしない、死に物狂いで暴れても…

ヤバイ…殺されるっ…絞め殺される

恐怖心におののいた目が、赤い悪魔を見上げるのだが
怒り狂っているのかと思えば?そうでも無いのだ
但しその顔は、凶悪な笑みを浮かべて、酷く楽しそうなのだ

「俺を輪姦するだぁ?その度胸だけは誉めてやろうじゃないか…」

ニマ〜と笑うその顔が、怖い怖い怖い…怖すぎるヨ

「いいおもちゃ持参なのも傑作だ…お望み通り使って遊んでやるよ」

何時の間にか手に握られているのは…あの凶悪なブツじゃないか

ひいいいい〜嫌あああ〜 挿れないでそんなモノっっ
俺が悪かったから許してっっ嫌〜助けて〜〜〜

絹を裂く様な悲鳴が森に響きわたる
先に捕まったのがどちらでも…もう片方が無事に逃げ切る事は不可能だろう…多分…

その後、拘束具の開発と管理が、見直されたのは言うまでもない


end

えっと痛いアレは、ニャンコの時だけって事で
酷い扱いですが…ギタセクの中では代官が一番好きです、
本当です…勿論長官も参謀も大好きです

ココで終わらせれば良かったんですが…実は…まだまだ続いてしまうのです

『極悪三つ目が通る?』に続いてしまうのは、出来心なんです…つい…

同じ出来心の方のみお楽しみくださいませ

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↓↓↓↓↓
2013.9.25改正…う〜ん酷いですね〜我ながらエグっ(>_<)
『三つ目が通る』の方も多分エグくなるかな



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