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【Gt3兄弟@】
『ちょっとした仕返し』 1 R-18 L拉致監禁 【改正版】

「んっんっっ…んっんぐっ」

自分自身のぐもった声と、湿った吐息が妙に耳につく
拘束具と鎖が、派手にガチャガチャと鳴る音も、何でこんなチャチなモノが外れない
口に押し込められ固定された、大きすぎるゴムの球体を、枷を噛みしめながら
ルークはこの屈辱的な状況を、打開する方法を必死に考え、藻掻いていた

何しろ状況が全く解らない、ただ誘拐犯と覚しき相手に、嬲られている事意外は

光を全く通さないアイマスクをされている分、相手がかろうじて男と解るくらいだ
相手の声・この場所を特定する音…何とか情報を拾おうとするけど
相手は、余程慎重なのか?一言もしゃべらないし、特徴的な音も聞こえない
意地でも相手を喜ばせたくなくて、必死で押し殺す俺の吐息と、相手の息遣い…
ぺちゃぺちゃと、わざと音をたてて、俺の肌を舐めあげる、水溶性の音だけ

嫌だ…感じたく無いっ…触るなっ

無遠慮に身体を撫で回し、弄る手と舌から逃れ様と、身体をよじり藻掻くけど
完全に拘束されていては、どうにもならなくて…無防備なソレも握り絞められ、弄ばれている
粘着質の何かを塗られ、ぬちゃぬちゃと扱かれる、その感覚も音も俺を追い込んでゆく

恥ずかしくて、口惜しくて…悔しくて堪らない…駄目だ我慢仕切れない
やっている事は乱暴で、無茶苦茶なのに…妙に上手いのだ、誰だか解らない相手は
奇妙な程俺のツボを抑えた触り方は、もしかして以前肌を合わせた事のある奴?

だったら尚更に最低じゃないか…一体全体どういうつもりなんだよ

ひんやりと肌に直接当たる空気と、絨毯の感触を考えれば、全裸だよね俺?
意識が無い間に、全部剥かれてたのか…その上、何なんだよこの縛り方っっ
左右の手首と足首を、多分革手錠か何かで一纏めにした挙げ句
ご丁寧にもその間に、金属製の、パイプか何かをかまされているらしいのだ
そのパイプを踏みつけられてしまえば、俺は一切の抵抗を封じられてしまう

ロクに脚も閉じられずに、みっともない姿を晒しているであろう、自分を思えば
嫌でも顔が紅潮してくる、恥ずかしくて…ふざけるなっっ畜生っっ外せよっっ

何とか手足のソレを外そうと、何度も痛いくらい引っ張ってはいるのだが
意外と丈夫なソレはびくともしない、多分…対人間用のアダルトグッズなのに

そう…通常だったら、こんなモノは、瞬時に破壊出来るはずなのに…今は出来ない、
首に巻かれてしまった、得体の知れない首枷が、俺の魔力をぐんぐん吸い取っているから

金属製のソレの内側には、小さなギザギザのトゲが一列に埋め込まれているらしく
緩い痛みと共に、やんわりと肌を噛んでいる…ただ…それダケなのだが、
手早くソレを巻かれた瞬間、有り得ない程身体が重くなり、
瞬時に全ての力を封じられてしまった…こんなちっぽけなモノに

何なんだよ???コレ?魔力封じ???
いや…上級悪魔の俺には、その手のモノは効かないはずなのに…何で

首のコレが何であれ、魔力を奪われてしまえば、こんなにも非力な自分が恨めしい
人間用のオモチャですら、引き千切られないなんて…

そして、無駄に抵抗して嗚咽する俺の様子が、余程おかしいのか?愉快なのか?
相手は声を立てずに、笑っているようだ、それも最悪だ
完全に脚のにすべりこんできたソイツとは、嫌でも肌が密着するから
肩を震わせて、笑っているのであろうその振動は、嫌でも伝わってくる

犯罪行為もクソもない…ここは魔界なんだ、人間界とは違う…身分も立場も関係無い
弱い奴が、強い奴に喰われるのは当然、油断して、虜になった方が間抜けなんだよ
普通なら、拉致監禁や、少々の悪戯で済む方がオカシイのだ、
このまま、嬲り殺されても文句は言えない

職務上、どうしても恨みを買いやすい立場の俺が、
目の前で、完全に気を失ってるのに、そのまま始末するワケでもなく、
反撃の未然防止に手足を引き千切るなど、再起不能にもしない所を考えれば
どうやらは【殺意】は…無いようだけど…それが救いになるとは、とても言いがたい

こうなったら今は、無理に抵抗するのは、逆効果なのか?
嫌でも相手の好きにさせて、嵐が通り過ぎるのを待つしかないのか?
相手が欲を吐き散らして、油断するまで、反撃の隙が出来るまで………

それが得策と解っていても、早々折り合いのつくものでは無い…心情的に

※※※※※※※※※※※※※※

それにしても…相手は何を考えているんだ?
大それた事をするワリには…与えられる行為はヌルすぎる
こういう局面だったら、有無を言わさず突っ込んでくるだろ???普通なら

それとも?捕虜として、異界か何処かに連行でもするつもりなのかな?
このまま…満足に、動けないまま封印されてしまうのか?みっともない格好のまま?

いっその事、俺が泣いても血を流しても構わず突っ込めばいいじゃないか

そうしたら…苦痛に逃げ込めるのに…変にプライドが傷つかないのに…

そんな俺の苛立ちを弄ぶつもりなのか?
奴は、執拗に俺のナニを扱きあげ、弄んでいるのだが、
その先に少しも進まない、それが別の意味で苦痛だ

妙にツボを得たたくみな手管で、俺を追い上げては、中断を繰り返す
絶頂を感じそうになると、すかさず昂ぶりを指で圧迫して、止めてしまうのだ
その緩慢な寸止めの焦らしプレイが、堪らなく辛くて、苦しくて
身体を震わせながらも、必死に喘ぎ声を押し殺そうとする俺が、余程お気に召したのか?
そんな些細な意地も抵抗も、許さないと言ったところか?

意地を張るなよ、気持がいいんだろ?
このまま気が狂うまで、よがり狂え…とでも言わんばかりに

「ふっ…ふんっ…んんっんんっ」

心とは裏腹に、身体の我慢は、とっくに限界にを超えていた、
「もういい加減にしてくれよ…」口がきけたら、堪らずに、そう叫んでいたかもしれないけど…
やっぱりこんな状態で、感じたくないサれたくない…いくら快楽主義でも…こんなのは嫌だ
何とか刺激を余所に逃がそうと、身体をよじらせても、相手はソレをせせら笑う様に
俺のナニを握り絞めたまま、更に脚を押し広げ、追い詰め、追い込んでくる

すると…飽きもせずに、前を弄くっていた指が、するりと移動してくる、
今度は、サワサワと尻をなで回しながら、無防備で剥き出しの後ろに回ってくる
ぬぷりと射し込まれた指の感触に、ルークは弓なりに背を反らせた

「んんっーっんんっーーーっ」

前と同様に、冷たくてドロッとしたモノを、潤滑剤?を塗られているらしく、痛くはないのだが
だからと言って、こんな異常な状態で、弱い内側まで嬲られたらたまらない
我慢仕切れずに洩れた悲鳴は、直ぐに喘ぎ声に替わり…もう止める事が出来ない

髪を振り乱し、全身で拒絶をするのだが、相手は容赦はしてくれない
ロクに抵抗できない彼を押さえこむと、ぬちゃぬちゃと中を広げてくると
内側のイイ場所をグリグリと責め上げてくる、恐ろしいくらい的確に

それなのに…さらに前を強く握るその手は、痛い程で
イかせてくれるつもりは、少しも無い様だ 
中を掻き回す指が、二本・三本に増やされる頃には…
俺の悲鳴は、殆ど啜り泣きに変わっていたが、それでも許してはもらえない
指を真っ直ぐに揃えると、丁度男根でソコを嬲るのと同じ様に、ピストン運動を開始する

嫌だっ…やめろっ… 隙をつくしかない、頭では解っていても、やっぱり嫌だ

抱く方はともかく、抱かれる方は、好みの奴にしかヤらせたくない
このままワケも解らず挿れられ、犯されるのは、もっと嫌だ…よせ…触るなっっ

「んんんっんんっーーんっ」

枷に封じられながらも、一際高くあがる俺の悲鳴と共に
前から劣情が溢れ出す、強すぎる刺激に、俺が我慢仕切れなかった事もあるが
絶妙のタイミングで、奴が握力を急に緩めたから…緩めてくれたから?

ようやく溢れ出したそれは、もう止まらなくて…ポタポタと内股を濡らす、
息苦しさからは、ようやく開放されたとは言え…堪らなく悔しい
自分の意思に関係なく、誘拐犯にされてしまうなんて、管理されるなんて最悪だ

開放の余韻と震えが収まらない収まらない、俺の肩を柔らかい舌がペロペロとなめる

おそらくは、奴の手にも派手にぶちまけたであろう、ソレの臭いと熱さを感じていれば
事もあろうに、ソレを俺の頬に塗りつけてくる………何考えてるんだコイツ

※※※※※※※※※※※※※※

そのまま行為を続行されると、思っていたのだが…
何を考えているのか?相手は、俺の身体から手を放した
けれど、コレで終わりのワケは無い、カチャカチャと何かを用意している音はする
何も見えないから、何をやってるのかさえも解らない
じっとりとかいた汗のせいか、薄ら寒くて、身体を縮めているのだが

不意に首輪を捕まれ、引っ張りあげられて、ルークは短い悲鳴をあげる
カチャリと下げられた重みは、鎖???痛いよ…何するんだよ
そして容赦なく、首の枷をもう一度強く締め上げられると、
穴を縮められ、拘束段階を上げられた様だ…絶対に外れない様にする為か?
内側のトゲが皮膚に食い込み、鈍い痛みが走る…多分出血している、微量だけど

そのまま乱暴に鎖を引っ張られ、何処かに固定されてしまった様だ
首を繋がれ、頭を床から数センチも上げられない状態のソレは
嫌でも俯せに腰を上げ、這いつくばる様な、屈辱的な姿勢を取らされ、更に羞恥心を煽られる…

駄目だ逃げられない…結局このままヤられてしまうのか…

一応…自分は軍属だから…敵方の捕虜になった経験がないワケではない
まだ駆け出しの頃だったら、似た様な経験は…いくらでもあるよ
更に悪い事に、『その手』の男や雄を、無駄に引きつける【何か】が自分にはあるらしい事にも自覚はある

一時期は【水妖】特有の中性的な見た目が、ソレを誘発するのか?と考えた
少しでも逞しい体躯になろうと、無理に筋トレに励んだ時期もあったのだけど…
結局は、全部無駄な努力だったかもしれない、筋肉を多少付けても、抑止力にはななかった

それくらいなら、物理的な肉体だけで、相手を殴打出来る武道の一つでも
キチンと身につけた方が、マシだったかもしれない…
そんな事は、魔力の低い連中のする事と侮らずに…
ココまで、完全に魔力を抜かれてしまう事態なんて、想定してなかったけど

カラダを勝手に使われるのは、初めてではないけれど…嫌だ
色仕掛けで反撃した経験があっても、他に手がなかったからだ
今更?穢されるもクソも無いのだけど、こんなのは、やっぱり嫌だよ…誰か助けてよ

更に追加された鎖が、両足首と床も、更に固定しているみたいだ、かなりしっかりと
まったく…何処の安物AVかよ…そこまで固定する必要なんて無いだろ?
少し動くだけでも、首が痛くてたまらないから、さっきより動けないのが余計に惨めだ

いよいよ、サれてしまうのか…

目隠しの下で、ぎゅっと目を瞑ったルークの目蓋に、ひんやりと外気が当たる
急に開けた視界が、妙にまぶしい…目隠しがはずされたの?何で???

目を細めながら、辺りを見回すのだが…誰も居ない…俺を弄くっていた奴は何処に???

床の絨毯はソコソコ上等で、何処かのホテルか?寝室?、室内である事しか解らない…
目の前には俺の首輪の鎖が巻き付いた、アンカーが、ガッチリと床に根をおろしている
南京錠で固定されたソレは、簡単には外れなさそうだ

グルルルルル

えっ?今の声何?何なの???

固定された首は、そんなには動かないから、室内全体は見渡せない…
何が起こっているの???何とか確認しようとする俺の目の前に
斑紋の入った獣の前脚が、鋭い爪の生えたソレが、音も無く降りてくる
首筋に当たる、温かい息と毛皮と髭の感触…背筋に寒気を感じながら、おそるおそる振り返れば…

そこには…自分とそう体格の変わらない、大型の猫科の生き物が居る
口からはみ出す長い刀牙を剥きだして…



続く


2013.9.25 書き直したら…案外生々しくなりすぎ????
可哀想に…と思いながらも、参謀は拉致監禁が似合うんだなコレが(酷い)
改正前より、長めになってしまったので切り所を変えます
↓↓↓↓↓
結構酷い設定の話だったらしいです…どうやら最初から????
ははは…だって変態サイトだもん 仕方ないですよね(^_^;)

そう言えば…この頃は、まだ参謀の「シガテラ」設定はなかったので
正体不明な相手にも、好きにされてます(^_^;)
最近の読者様は何で「毒使い」のワザ?で逃げないの?と疑問に思われてますよね
ごめんなさいですm(_ _)mm(_ _)mm(_ _)m

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