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【Gt3兄弟@】
『朝起きたら…』 1 女体化してました L×女J 【改正版】

※ちょっと書き直してます(^_^;)流石に初期段階の文章は未熟ですので
基本的な風合いは、変わって無いと思いますので、お許しくださいね

※※※※※※※※※※※※※※

頭が重い…頭の中がドロついて、なかなか目蓋があがらない…
そんな最悪な目覚めだった、ようやくもぎ取った、休日の朝だと言うのに
ぷるぷると頭を振りながら、ジェイルはポリポリと頭をかく

何だかおかしな夢を見たような…見なかった様な…
この所、変に予定が立て込んでいて、疲れているせいかな?

それでも無理に身体を起こしたのは、変な汗をかいて、気持が悪かったから
喉がカラカラだ、軽くシャワーでも浴びてから、何か飲んで、もう一度寝直そう

せっかくの休日だけど、今日は特に予定を詰め込んではいない、
ただゆっくりと惰眠を貪りたかった

そんなこんなで、悪い二日酔いの様に、はっきりとしない頭を抱え
フラフラとバスルームに向かったワケだが…
あれ?何だか視界が違う様な気がする???本格的にお疲れモードだ
等と考えながら、シャワーのコックを、捻ろうとするのだが…

ふと何気に振り返った、浴室の鏡を見て、一瞬息が止まった
鏡に写るその影には、オンナ物の胸が、写っていたからだ

「………」

特に取り乱す事も無く、思ったより冷静な自分にまず驚いたが、
で………これは一体どういう事なのだろうか?

フニフニと触る胸の弾力と温かさは、間違いなく本物で
恐る恐る覗きこんだ下には有るべきモノはなく、変わりに無いバスのモノがある………

稀に性転換する悪魔や魔物やは存在するが、自分はそういう種族では無かったはず…

となると一時的な【病気】?それとも【呪詛】とも考えられるのだが

変なモノは食べていないし…そんな病気ってそもそもあったかな?
他魔から呪われる心当たりは…職務上?心当たりがありすぎて解らない

原型を留めたまま、もとい生かしたまま、監獄から解放はしてないけど…

※※※※※※※※※※※※※※

「それで…何で俺の所なの?」
「んっ?試しにヤるなら良く知ってる奴がいいから」

至って当然と言う感じで、キョトンとした顔のまま首をかしげられ
盛大なため息をつくのは、ジェイルの向かい側に座っている、青い悪魔だ

閉鎖空間の馬車の中に場所を移しても、ルークの方が、まだ動悸が収まらない
こんな早い時間に、職場を早退する羽目になったのは
全部目の前のジェイルのセイなのだが、相手は特に悪いとも思っていない様だ

気まぐれなジェイルが、ふらりと俺の自宅を訪れる事は、よくある事だが
参謀本部にまで、アポ無しで押し掛けて来る事は、今まで無かった

何事か?何か内密な相談でも?と慌てて部屋と時間を取り、面会すれば…

ちょこんとソファに座っている、ジェイルは何か、何時もと違う?違和感が?
服装が何時もと若干違うから?珍しく、何時もの露出度の高い普段着の上から、
裾の長いローブを、マントの様に、引っかけているから?だけではない???

「何かあったの?」と声を掛ける前に、相手はおもむろに立ちあがると
何の説明も無いまま、その下から膨らんだ胸を見せつけ、開口一番これだ

「セックスしよう」

かわいそうに、当の本魔よりも、よっぽど慌てふためいたルークは
おっぴろけのローブを、慌ててかけ直してやると、その胸を厳重に隠す

一体何なのコレ?何でコイツの胸にバストが?どうなってるの?????

もう仕事どころの騒ぎでは無い、ルークは、その場から端末で秘書官を呼び出すと
今日の予定を全てを、強引にキャンセルさせてしまう
そして、腹立たしい程に、冷静な親友を抱え、逃げるように職場を後にした

ジェイルを抱え込み、慌てて馬車に乗り込んだ俺は
端から見れば相当?挙動不審だったに違いないが、そんな事に構っている場合ではない
他者の目の届かない閉鎖空間を、確保出来た安堵感も含めてか?
改めて相手を、マジマジと見てしまうのだが
「何をそんなに慌てているんだよ?」とでも言わんばかりに
金色の瞳が、やはりキョトンとした目で、此方を見上げている

女体化した分?身長も少し縮んでいるのだろうか?何だか目線が何時もより低い
だが…此方を見上げる目が、何時もに比べると、妙に可愛らしくて困るのだ
意識しすぎなのだろうか?少し大きく見えるのは気のせいか?
それに…良く見れば、何時もより華奢になった背格好も、
それに伴い狭くなった肩と、やや丸みのあるラインも…変に色っぽい

元々線は細くて、猫科の獣のイメージの強い身体つきではあるのだが…
何だろう…完全なオンナとは違う、独特の色香が、ちょっと…いやかなりヤバイ

うん…俺と違って、間違っても、ヒラヒラが似合うタイプでは無い上に
彼は性転換する種族では無いので、こういう事態を全く想定してなかった分
どう対応して対処していいのか…ちょっと解らない、駄目だ俺もまだパニクっている

勿論?女体化したからと言って、魔力レベルまで、下がるとは思わないけど…
いくら比較的治安の良い、王都の行政エリア内とは言え
こんな無防備なカッコで、ウロウロしたら不味いだろう?と説教をしたくなる程
保護欲が湧くのは何故だろう?別に悪魔の性転換なんて珍しくないのに…

非常事態だと言うのに、相手の態度が、変わらなすぎる事に?苛立ちもあるのろうか?

取りあえず、聞きたい事、確認したい事は、山程有るのだが…
この調子では、本魔に聞いた所で、解決するとは思えないし、
多分?理由も解らないんだろうな…
気がついたらこうなっていた?ぐらいなんだろうな…コイツなら多分

思考は少しも整理しきれなかったが、ルークは、とりあえず質問してみる事にする

「えっと…医者とかにはみせたの?」
「ん〜一応ゼノンの所にゃ行ったよ」
「で?」
「危険な呪いや病気の反応は無いって、暫く様子を見ようって」

何なんだ…その淡々としたやりとりは………ゼノンもゼノンだよ
もう少し慌てるとか無いのかコイツ等は、一名で慌てる自分が、馬鹿みたいじゃないか

「せっかく女になったなら、ちょっと経験くらいは、しておきたいかな?」

気持は解らなくも無いが、実際そうなったら、普通はそれどころじゃないだろう?
元に戻れ無かったら、どうしよう?とかそういう心配は、危機感は無いのか?

軽い偏頭痛と共に、目眩を感じている俺を余所に、当の本魔は至って暢気な物だ
向かい側に座っていた席から、するりと俺の隣に移動してくると
ゴロゴロと喉を鳴らしすり寄ってくる仕草は、何時もと変わらず…
いや、より色っぽく感じて始末が悪い…ちょっと見た目が変わっただけなんだけど

完全にその気になった、オンナの臭いもそうなんだけどさ…

相手はジェイルと解っていても、肩に絡みつく腕も、何時もより筋肉を感じないし…
無防備に押しつけられる、柔らかな胸の弾力、がまたダイレクトで
何故だか、俺の方が赤面してしまう、何なんだよコレ、何かの罰ゲームか?

「でも…単純に経験したいだけなら、俺よりずっと適任者が居るんじゃない?」

暗に赤い悪魔の名を出しかけると、何故だか気に障ったようだ
抱きついたまま、急にむくれた表情を見せるのだが、ソレがまた変に可愛らしい

「エースはいいの…女は食べ飽きてるだろうし…それに…」

何?もしかして?女体化した自分は、エースに受け入れてもらえないかも…って
そんな事考えてるの?そういう事? 

この状況に動揺しないワリには、そんな事を心配してるの?お前が?

炎の悪魔同士がデキている事は、よく知っているよ
師弟関係がある分、親密らしのだが、愛魔と言う関係とは少し違う様だ

憧れの先輩と後輩?友人以上恋人未満?そんな微妙な駆け引きなんだろう

俺との関係とも違う、その場のノリや、じゃれ合いの延長の様な行為とは、
また違う意味を持つ関係なんだろうな…上手く言えないけど

一番に相談したい相手には、その後の反応が心配で、とても言い出せなくて…
エースよりかは気楽な関係で、比較的安心できる?俺の方に来た…そういう事ね…
まぁ別に良いんだけど、何だか少し妬けるね…2名ともにね
多淫は悪魔のたしなみとは言え、俺自身も両方とデキてる立場としてはね

「解ったよ…まぁ滅多にない機会だろうし、俺も楽しませてもらうよ」

「おいで」と手を伸ばすと、嬉しそうに身体を預けてくるのだが、
筋肉が減退しているせいなのだろうか?何時もより数段軽い…
その身体をそっと抱きしめ、引き寄せると、軽いキスを落としてあげるのだが

態度とは裏腹に、俺が受け入れてくれるかどうかも?不安だったのだろうか?
何時もの余裕綽々の、軽いノリとは随分違うじゃないか?
貪る事に縋り付いてくるジェイルが、何だか少しだけ可哀想になった
よしよしと後頭部を撫で上げながら、相手のソレに答える、より深くね…

まぁコレで、お前の不安感が、少しでも解消されるなら…まぁいいかな

ぎゅっと強く抱き込んでやりながら
夢中な相手に気がつかれないように、指輪を模した発信機を操作する

勿論相手は…多分ゼノンも連絡は入れているとは思うけどね



続く(汗)

本当に今更なんですが、初期作品のショートに修正を入れます

サイト開設時は、まだまだ大人しいサイトだったんです
ネタになっている御本尊様への、後ろめたさも若干ありつつ
かれこれ20年ぶりの?BL文筆で加減が良く解らなくて(>_<)(>_<)(>_<)

特に初期のギタセクコーナーは、エロに対する思い切りが、まだ薄すぎて
設定が結構ハード目のワリには、温くて、ちょっと大人しすぎるかな?
最近の奴との差が激しすぎ?と考えると気になりはじめ

今更ながら、順番に手を加えています 大人・アダルトバージョンに(苦笑)

改正済みの分には、【手直し版】とタイトルの後ろにつけますので
目安にして頂けると助かりますです(^o^)(^o^)(^o^)

しかし…最初の風合いを残しながら、マイナーチェンジするのって、案外難しい物ですね、
基本?過去に書いたモノには、あまり手を加えないタチだから尚更(T_T)(T_T)(T_T)

未熟な描写や、結構多い誤字、テンポの悪さを修正出来る意味では、良い機会ですが

上手く改正版に出来るのかしら、ちょっと不安ですが…
エロシーンは、多分?確実に、生々しくなるかもです…はい
それでも良いよ!と言う方は、続きもお楽しみくださいませ…m(_ _)m



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