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【Gt3兄弟@】
『極悪三つ目が通る?』 2 R-18 A×L&J 鬼畜3P?【改正版】

二手に分かれて逃げ出した時、ジェイルの方に飛んでいくのが見えたから
もう少しこっちに来るには、時間がかかると思ったのに、
もう追いかけて来たよこの親父…俺の結界なんて全く役に立たなかった上
何が悲しくて、強引に乗り込まれた自宅で、好きな様にされた挙げ句
その強姦魔を、何故ウチの馬車で、御自宅まで送り届けなきゃならんのか

え〜え〜良からぬ事を考えてた俺が、悪うございましたよ

馬車の中でふんぞり返るエースの三つ目は、まだギラギラしてるし
気持ち悪いくらいの上機嫌な、猫なで声と嫌な笑い方が怖い

「ねぇ…ジェイルは?ジェイルはどうなったの?」
「俺ん家で留守番してる、お前と違って、イイコに待ってるだろうよ」

一番興奮状態の時に、先にとっ捕まったジェイルは…
もっと、えげつない目に遭ったんだろうな…と思えば…申し訳なくもある
咄嗟に見捨てて、俺だけ逃げ出しちゃったけど、
どうなったかなんて、想像するだけども恐ろしい
まさか…殺しはしないとは思うけど、この男の度を超した加虐癖を考えれば
俺以上に、痛くて辛い目にあったであろう事は、用意に推測出来るから

御免よブラザー、この埋め合わせはキチンとするからね

妙に時間を掛けて、到着したエースの私邸の門は、何だか怖いよ
普段からくぐり慣れているはずなのに、何故か今日は、死刑台のように感じる

馬車を降りた俺達は、そのままエースの屋敷の廊下を進んでゆくのだけど
道中殆ど誰にも出くわさない、仮にも貴族の家ならば、そんな事は普通は有り得ない
おそらくは、全員何処かに隠れて、此方の様子を伺っているのだろう
うっかり鉢合わせた者も、遠巻きに礼を取る、触らぬ…に祟りなしと言う所だろう

こんなの…完全に羞恥プレイみたいなもんじゃないのさ
一応はバスローブは引っかけては居るものの、素足を剥き出しの俺は
その下が裸体である事は、容易に推測出来るだろうし
チラチラと見える肌の傷だって、何が有ったかぐらい解るだろうに
エースのウチの使用魔とは言え、下手に顔見知りな分、恥ずかしいよ

次回この屋敷を訪れる時は、彼等に対して、どんな顔をすればいいかも解らないじゃん

やがて到着したのは、何時ものエースの寝室
背中を突き飛ばされる様に、その中に通されると
背後で念入りに、部屋と扉に封印を施し直しているのが見える

絶対にこの部屋から出さない、逃がす気は無い…と言う事なのだろうな
もう散々…酷い目に遭った後だから、少し自暴自棄にもなっていたけど
まずは…ジェイルがどうなったのか確認しなきゃ、酷い傷とか負ってないよね?

「ジェイル?どこ?」

薄暗く落とされた照明の光の中、明らかに乱れたベッドの上には誰もいない
シーツには、何だか血の痕も付いてるし、よどんだ部屋の空気全体に血臭が飛び散っている
傷付けられて、何処かに隠れているのだろうか?だとしたら、先に手当だけでもしなきゃ早く…
俺は小さく名前を呼んで、辺りを見回すのだが、返事は何処からも返ってはこない

「よしよし…イイコに待っていたか…」

不意に背後から聞こえる、エースの声が妙に甘ったるい
普通だったら考えられない、見当違いな部屋の隅の壁際を
その声に導かれる様に、恐る恐る振り返れば…

例の枷に繋がれたジェイルがそこに居た、半分獣化した姿で、力無くぶら下がっている
首に巻き付いているのは、エースが、時々巻いている白いスカーフ?だと思うけど
血に塗れたソレは、赤く染まっていて、その下が酷く傷ついている事も解る

「流石に3時間はキツかったか…今外してやるからな」

腰に嵌められた貞操帯?と覚しき腰のベルトが外されると
カラダから引きずり出されるのは、まだウネウネと躍動する封印のついたアレ
閉じきらない後ろから、コポコポと流れ出す、精液と入り交じる血液を見れば…
先に手酷く犯された事は一目瞭然だ…こんな状態で3時間も放置されていたの?

ピクリともしない、ジェイルの顔色は酷く青白く、呼吸の有無もここからは解らない
あまりの酷い惨状に、ルークは言葉が上手く紡ぐ事が出来なかった
親しい相手に、ここまで残忍になれるモノだろうか?ここまでする男だっただろうか?

「ちょっとアンタ…いくらなんでもヤリスギでしょ…」
「お前が無駄に逃げ回らなきゃ、放置されなかったのになぁ可哀想になぁ」

何?俺が逃げ回っていたから、俺と屋敷で遊んでいたから
こんな事になったとでも言いたいワケ?????

普段だったら絶対に言わないであろう台詞と心理…に唖然としてしまう
コレが赤髪の、三つ目のエースの本質なのか?

通常のエースは、ああ見えて面倒見がよく、仲魔に対して穏やかなのだが
三つ目の発動時は、悪魔本来の凶暴性と残忍さの方が、強く出てしまう
普段、火炎系悪魔である、種族の特性を抑圧・制限している分、尚更に…
若気の至りの頃とは違い、相手を殺す事はめったに無いそうだが…
その分エゲツナイ方法で遊び・いたぶる事がある、相手が楽に死ねない様に

そう言う意味では、ジェイルより、はるかに始末が悪い

ヤバいスイッチが確実に入ってるよね…今?
勿論その腕の中のジェイルが、心配だけど…竦んで足が動かないよ
ジェイルを嬲りつくしたら、次は俺の番って事だよね

意識も無く、ぐったり項垂れるジェイルの顔を持ち上げ、その額を顔を撫で回しながら
ゆっくりと唇を重ねるエース、嫌になる程の凶悪顔でネットリとした笑みを浮かべて
舌を食い千切る気?とも思える光景だが、どうやら不足した魔力を分け与えているらしい

その光景に何故かチクリと胸が痛む…それは心配からではない
何故か軽い嫉妬にも似た感情だった、こんなにも酷すぎる惨状なのに何故だろう?

分け与えられた魔力のおかげか?焦点が合わないジェイルの目がぼんやりと開くと
枷に繋がれたまま必死に首を伸ばし、渇ききった喉を潤す水を求める様に、口移しの気を貪り答え始めるのだが
そんなジェイルを、エースは、無情にも引き剥がしてしまうと
苦しげに下を向くジェイルを、子供をあやす様に、やんわりと抱きしめる、

「どうやら、腹が減ってるらしいぞ、猫ちゃんは…来いよルーク」

此方を向くエースの目が怖い…ギラギラと光る緑色の目がニンマリと笑う
思わず後ずさる俺を、額の三つ目がジッと見ている

※※※※※※※※※※※

直感的に、エースが何をしようとしてるのかは解った
嫌だそんなの…逃げ出したいのに…ここの結界には隙がない、どうすればいいの

「三つ目の俺の結界から逃げられるわけないだろ?」

心を読まれたようなセリフと、底意地の悪い笑顔にゾッとする

「イイコにしてたら、痛い事はしないさ」

絶対嘘だ…無駄と解っていても、ジリジリと後ずさりする俺を見ると
エースはジェイルの側から離れ、ゆっくりと此方に近づいてくる
三つ目の強固すぎる結界の中から、この部屋から俺は逃げられない、
どんなに魔力を暴発させても、捨て身の攻撃を放ったとしても

ソレが解った上で、弄ばれているだけだ

ジワジワと壁際に追い詰められると、ダンと壁をつく腕に逃げ道を阻まれる
双眸と三つ目が、ニンマリ笑いながら、俺を見下ろしている

「脱げよ…」

低くそう言われながらも、純粋な恐怖から動揺して、躊躇していると、
面倒だとでも言わんばかりに、素肌に纏っただけのローブを、燃やされ剥かれた

剥き出しになる肌には、色濃く残る陵辱の痕
自宅で散々無茶をされた、噛み跡・キスマークだらけの肌が、恥ずかしい
例え慣れた相手であっても、晒すのは羞恥以外の何物でもないが
そんな俺の羞恥心など、今のエースにはどうでも良い事なのだろう

そのまま強引にジェイルの目の前に、引き摺られてしまうのだが
足元から、ぼんやりと俺を見上げるジェイルの目には、まだ生気が戻っていない様だ

「そら、ソコの壁に手をつけよ」

ドンと背中を押されると…そのまま壁に両手をつき、腰を上げる姿勢がみっともなくて仕方がない
しかも、繋がれたままジェイルを見下ろし、上に覆い被さる様な、姿勢を取らされるなんて、あんまりだ
屈辱以前の問題で、こんな倒錯行為は俺の趣味じゃないよ…

反論する時間さえ与えられず、いきなり背後から回って来た手が、俺を握りしめてくる

「ひっ…やぁやめて…」
「うるさい…フラつくと、残った枷でお前も吊すぞ」

うわ…声が本気だよ…嫌だそれだけは絶対に嫌だっ…

乱暴で理不尽な扱いに、必死で耐える俺の都合なんてお構いなしに、長い指が、いきなり中をまさぐるってくる
自宅で散々なぶられた後だ、何の抵抗もなく入ってしまうソレは、内側から執拗にイイ場所を刺激する

「ひっ…いやぁ…こんなの嫌だ」

俺は必死に、ソレから逃れ様と腰をくねらせるのだが…結局は相手の指を締め付けてしまう
イイ所を刺激され続ければ、逆らえない、悲しいかな…簡単に勃ちあがるソレを確認すると

鬼畜モード全開のエースは、目の前のジェイルに呼びかける、奇妙な程優しい声で

「ほ〜ら、こいジェイル、兄ちゃんから、魔力を分けもらえ」

聞こえているのか?いないのか?まだ意識が戻りきっていないのか?
どうにも反応の薄いジェイルの髪を、エースは手荒く引き掴むと
俺のナニを、強引にジェイルの口に突っ込んだ
壁に拘束されて逃げ場のないジェイルは、苦しそうにえずき咳き込み、藻掻いた

「やめてよっっ可哀想だよ…こんなのっ」

俺は…今にも砕けそうな、足元と手をふんばり、拷問のような行為を、止めさせようと叫んだ、
何とか腰を引こうとするのだが、エースが俺の腰を押さえ込み、ソレを緩そうとしない

「ほう?まだ他魔の心配をする余裕が、あるのか?」

背中に当たる、熱い塊にギョッとすれば
あれだけヤり倒したのに、まだヤる気満々のエースの雄が、俺の中に差し込まれる所ではないか

「ひぃッ嫌っいやっっもう嫌だっやめてようっ」

俺やジェイルには、遠慮の欠片もない突き上げ、
腰を大きく振るピストンに、ただ翻弄されるだけだった
嫌ぁ…もう嫌だ、いくら【覚醒モード】でも酷いよ…こんなの酷すぎるよ

もう無理…ゴメンねジェイル苦しいよね…エースお願いもう許して………

半泣きになりながら…ジェイルの頭に目を落とすと…ジェイル???
何時の間にやら…ジェイルが、ペチャペチャと俺を舐めあげ始めている

意識は…多分戻ってない、半覚醒状態の様だ
どうやらカラダが魔力不足を補う為に、最も簡単な方法を 選択したのだろう

ぎこちない愛撫と同時に、無防備な局部から、急激に吸い取られる俺の魔力
生命限界ギリギリまで追い込まれていたジェイルの渇望は凄まじく
既に俺の方が、魔力不足で視界が狭くなり始めててる

「ちょっと待って…ジェイル!やぁ…やめてよぉ」
「気持ちがいいだろう?俺が仕込んだ猫ちゃんのお口は?えっどうなんだよルーク」

背後のド鬼畜が、とんでもない事言ってるよっっ
お願い目を覚ましてジェイルっっしっかりしてよっっ
もう無理だよっ立ってられないよ…嫌っ誰か助けてよ…

「何だ?もう立てないか?ルーク?やっぱり吊してやろうか?」

ふらつく腰を引っ張り上げられ、ガンガンと後を突き上げられながらも、
サラリと恐ろしいセリフがボソリと囁かれ、ねっとりと耳を舐めれる

「ゴメンナサイ!俺が全部悪かったから、もうそれでいいてから…
だから許して…もう許してぇ…助けて、もう助けてよ」

勿論その程度の謝罪や絶叫で、許してもらえるわけも無い

しまいには自分は何度いったか…何度精を受けたか解らなくて
気がついたら、俺はブラックアウトの状態で気を失っていた

※※※※※※※※※

目を覚ますと見慣れた天井だ…
エースのベッドに寝かされていた…ジェイルと一緒に
寝具は替えられているらしく気持ちがよく、ベタついた感じもない

意識を失っている間に、処置をしてくれたのだろうか?
スヤスヤと隣で眠るジェイルの頭からは、まだ半獣化の耳が消えず
尻尾もすらりと伸びたままだが…首に巻き付いていた血まみれのスカーフは無くなり
両手首・足首と同様に、巻かれた包帯を見れば…手当てはされているようだ

だが肝心の主の姿はどこにも無い…

眠ったままのジェイルが、もぞもぞとみじろぎ、縋る様に此方に手を伸ばしてくるので
ソレを受け止めてあげると、安心したように、俺の胸元にその頭をよせてくる
ふわふわの猫毛を撫で上げてやりながら、その肩を抱き締めてやりつつも、辺りを見渡せば

ベッドサイドの灰皿の中には、エースが何時も吸っているタバコの吸い殻が、まだくすぶっている
確かにもう一名が、ここで休んでいたような、温もりの跡はあるのだが…

エース?一体何処へ?



もう少しだけ続くかな…


多分一番酷い鬼畜は私です…すみません・すみません

2013/10/15 書き直しましたが、やはり鬼畜は鬼畜でしたm(_ _)m


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