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君との出会いは召喚魔法
2...


僕は美月が死んだって信じられなかった。いや、信じたくなかった。

僕と美月は幼馴染で小さいころから一緒にいた。小さいころから大好きだった。

いつまでもずっと一緒にいると思っていた。


一週間たっても、一ヶ月たってもそんな様子の僕に僕の家族と美月の家族は辛抱強く接してくれた。

ある日、美月の伯母さんは僕を美月の部屋に連れていった。

美月の家は母子家庭だ。伯父さんは外国で仕事をしているらしく、小さいころはよく広いリビングにお邪魔させてもらい3人でおいしい夕食をご馳走になったものだ。


美月の部屋は前見たときと全く変わっていないように思えた。それがまた、美月がもういないという事実をさらに希薄にさせた。

どうしてここに連れてきたんだろう、と考えていると伯母さんは、

「ゆっくり見ていってね」

と、言い部屋の外に出ていってしまった。どうしたら良いのかわからず閉まったドアをしばらく眺めた後、僕は見慣れた室内の方に目を戻した。



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あきゅろす。
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