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ボスは悪趣味【ザンベル/意味不w】【ベル女装ネタ】




ある日の夜。俺はボスの部屋に行って、こう言った。

「ボス、服買ってよ。」

「……。」

無言のままウイスキーの入ったグラスを傾けるボス。

「ねー、お願い、」

だって…ボスとデートしたいんだもん、と付け足して強請ってみる。
もちろん自分で買えないワケじゃない。金は腐るほどあるし。だって俺王子だもん。でも…やっぱり好きな人に買ってもらうのって、なんか違うくね?

「…オーダーメイドしておく。明日にはお前にくれてやる。」

「やったー♪ボスだぁいすき!!ししっ」

ボスのほっぺにキスをして、部屋を出る。

どんなかっこいい服プレゼントしてくれるんだろー。そしてベッドに入り眼を閉じた…。

窓から光が差し込む。
朝かな、とベッドから降り、支度をしてから部屋を出る。…………と、ドアの前に大きな紙袋が2つ。

「ししっ。ボスからかな、?」

ワクワクしながら少し重たい紙袋を自分の部屋に持ち込み、中身を出す。

「…………は?」

一瞬目を疑った。いやもう、嘘だと言いたかった。…が、それは事実だった。
紙袋の中からは、白い布にピンクのレースが必要以上につけられた丈の短いドレス。もう一つの袋からは、白い猫耳、猫尾、そしてピンクと白のボーダーのニーハイ。そしてピンクの靴。
どれも女が着るような服だったのが気に食わなかった。
だって俺王子だよ((

「ありえねー」

「こんなの俺のキャラじゃねぇし」

独りで文句を言っていると、突然部屋のドアが開いた。

「…ベル、俺からのプレゼントは気に入ったか?」

ボスだ。

「気に入るワケn「気に入ったよな?」

「うん」

いやいや、脅迫すんなよ。俺の選択肢は『はい』しかなくなるだろ。

「ベル、」

「何。」

「着てみろ。」

「…っ!?」

一瞬にして服を脱がされ、俺は真っ白なロリ男になった。もうどうにでもなれ。

「ベル…」

「…何。」

「夜になったら俺の部屋に来い。もちろんその格好でだ」

「………むr「無理とは言わせねぇ」

「……わかったよ、ボス」

うちのボスには適わない。うん絶対に。


そして夜になり俺はボスの部屋に行った。

もちろんそこに待ってたのはベッドに座るボス。
もうなんかボスってばかり言ってたらボスって何なのかわからなくなってきた。

そして今夜はオンパレードだ…。


つづくw


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