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ちびぼす【ベルザンベル+ツナ】【危険物】




「ボースー、」

任務を終えた俺は一番にボスの部屋に向かった。

「はいるよー、」

返答がないので、勝手に扉を開けた……………………が、すぐに閉めた。

(え…今なんかいた………)

もう一度ゆっくり扉を開く。
床に散らかるのは破り捨てられた書類。
その書類には、ガキがよく描くような絵ばっかり描かれてあった。


「おい、てめぇだれだ!!」

「…………お前こそ誰だよ。」

なんかボスの部屋にいた変なガキに生意気な口を叩かれた。
どことなく誰かに似てるような…

「ぉれわぢゃんぢゃしゅ、おとなになったらばりあーのボスになるんだぜ。しゅげーだろっ」

「ぢゃんぢゃす…?……………ザンザス?」

「そーだっていってんだろ、」

「へぇ」

……これがボスだってさ。
まぁ言われてみれば、瞳の色とか髪の色とか立派な眉とか…似てない事もないけど、
…………ボスはおっさんだし。こんな若くない。
…でもおっさんボスは辺りにいないし。。。やっぱりこれ、ボスなのかな。
しかし仮にボスだとしても……………、

「ししっ。なぁ、一つ聞いていい?」

「なんだ、」

「なんでそんなひらひらの洋服着てんの?男だったらそんな服着ねぇよ」

黒い布地に白いフリルのついたワンピース。
………ボスがフリルとかマヂありえねー。可愛くねぇし…。

「だ、だって…ぢぢい(九代目)がコレ着ろってゆーから……っ////」

前言撤回。…やっぱ可愛い、小ちゃいボス。

「ししっ、俺お前の事気に入ったから遊んでやるよ。」

「別にあしょんでなんかいらねぇもん、」

「………楽しい事、シたくない?」

そーゆー趣味俺にはないよ。しかもこんな6歳くらいのまだ成長したてのガキ。でも…可愛くて我慢できねぇんだもん。

「…………したい…。」

もじもじしながらボスは答えた。

俺はいつもボスが眠っているベッドの端に座り、小ちゃいボスを手招きした。

「やだ!!まだ寝たくないっ!!」

「寝るワケじゃねーって、楽しいことするの。ししっ、来いって。」

ぴたぴたと走って来て、俺の膝に座るボス。

「たのしーことってなんだ?」

「ねぇ、服脱いで、」

ボスは驚き、少し恐れた顔して俺を見た。

「…いやなの?俺の言うこときけない?」

「き……き、きけるもん…、」

ふるふる、と震える手でワンピースを脱ぎ捨てたボス。

「よしよし、いい子。」

「えらそーにしゅるなっ………ん、ふぅ…っ、ん……」

生意気な口を塞いでやると、ボスは顔を真っ赤にした。

「……ぷはぁ、なにしゅんだぉ!!」

「ココ、気持ちいでしょ?」

晒しだされた胸の突起を少しいじってやると、ボスはびくんっと体を震わせた。

「…っ、…やらぁ、なんかからだしびれちゃうから…っ」

「かんわいーっ。お前ばっか気持ちくなってんじゃつまらないから…、」

ボスのちっちゃい体を床に下ろし、俺の前に膝立ちさせた。

「ほら、ベルト取ってズボンのファスナー下げてよ、」

コクン、と頷くボスの頭を優しく撫でる。
怖がってるのか、ファスナーを下げる手が震えていた。

「……ぉっきぃ、」

下着を下げて、俺の勃ち上がった性器をまじまじと見てくるボス。

「俺のコレ、食べて、?」

「…………ぅん、?」

がぶっ、
下半身に訪れた激痛。

「…っ!!いってぇ!!そうじゃなくて…」

子供というのはストレートにしか受け取れないから扱いが難しい。

「舐めて気持ちよくして、って言ってんの」

この際無理矢理やらせてしまえ、と思い、ボスの小さな頭を掴んで行為を続けた。

「……っうゎ、やべ///」

小さな口に締め付けられ、イきそうになってしまう。

「出る…っ」

……と、その時。


ボンッ


煙がボスを包んだ。
煙から出てきたのは…………

「………ボスっ!?」

おっさんボスだった。

「はひひぁはぅ(何しやがる)」

俺のモノをくわえたまま喋るので、何を言ってるのかさっぱりだった。

「さっきちっちゃいボスが………」

ボスは離れると、いきなり俺の頭を鷲掴みした。

「おいベル、てめぇよくも………」

「んゎっ、何すんのボスっ!!」

勢いよくベッドに押し倒される俺。
おっきいボスだと俺受け前提になってしまうからイヤだ。

「……ボス、怒ってる?」

何時もならこのままキスしてくれるのに、胸ばかり攻められる。……絶対怒ってる。

「殺されたくなかったら黙って犯されてろ」





あれからどれだけ経ったんだろう。
任務から直帰なのと、3発イったから、疲労で体がダルいから俺はベッドで横になりながらボスを呼んだ。

「ボースー、」

事を済ませたボスは何もなかったような顔してソファーに座ってた。

「ねー、ボスってばー、」

「………忘れろ」

「え?」

「だから忘れろっつってんだ」

「…何を?」

「俺がこの体に戻る前だ」

「あぁ、あれね。ししっ、無理ー。可愛かったし。ってか………」

俺が一番聞きたかったのは…

「なんであんな事になったの?」

「沢田綱吉」

「…は?意味わかんない。アイツが何?」

「………。」

“沢田綱吉”、それだけ言うとボスは黙ってしまった。
多分なんとかバズーカの故障だろうな。
そんなことを考えながら俺は一眠りした。





「ん…よく寝たー…………………あれ?」

目が覚めると、ボスが消えていた。
なんか気になったから、ボスのケータイに電話をしてみた、………………………すると、

『もしもしー?』

聞き覚えのある声。
………………………沢田綱吉だ。

「ボス其処にいる?」

『うん、いるけど…………どうかした?』

「いや別に。」

『そっか。じゃあ“忙しいから”ばいばい』

プツッ―――ツーツーツー――――

切れた。
忙しいからって…………やっぱボスが大変な事になってんだろうな。
ま。いっか。
いつか帰ってくるだろうし。

その晩、ヴァリアーのアジトに生意気な糞可愛いガキが来たのは言うまでもない。






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オチ無しすいません

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