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壊された虚構の物語
1―9
そして小一時間嵐のように説教をし続け、嵐のように去っていった。
いつもなら愚痴をこぼすところだが、今は報酬のことで頭がいっぱいだった。
無事とは言い難いが、確かに生きて帰ってこれたのだ。
「真夜中の風喰い事件、とりあえず解決!」
病的なまでに『白』に蝕まれた部屋の中で朱利は達成感に包まれながら深い眠りについた。
P=Principal
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