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黒の教団に向かっている間に元帥が何か話していたが聞く事なんて出来なくて、ぼーっとしながら馬車に揺らされる内に目的地に着いた。
室長室に連れていかれ、室長と元帥に何か難しい話を聞かされていたら眠くなってきて。
室長と元帥の話に移った途端に眠り込んでしまったらしい。

今はまだ室長室にいて、ソファに横になっている。

その時、ノックする音が聞こえてきた。

「?どうぞ」

言ってしまってから、辺りを見渡し、他に誰かいないか確かめた。
この部屋の本当の主じゃないし。
幸い私一人しかいないと分かるまで約1秒。

少し心臓がドキドキするのを抑えて、扉が開くのを待つ。


ゆっくりと開いた扉の向こうから覗いてきたのは…、


…見たことの無い少女だった。



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あきゅろす。
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