Re!短編
雲雀さん、ハッピーバースデー!
「雲雀さん、雲雀さん!聞きましたよ!!
雲雀さんって今日(5/5)お誕生日なんですよねー、おめでとうございますー!!」
雲「……うん、有難う。
で、遥は何しにきたの?用がないのなら、僕は仕事に戻るよ?」
「わーっ、待ってください雲雀さん!用件ですよね?ありますあります!!
えっと、……コレですコレ!」
雲「…………何コレ。」
「え?万年筆ですよ?
お仕事で使ってもらえたら嬉しいなーって思って。」
雲「(プレゼントがマトモだ……。)
…………まぁ、一応貰っておいてあげる。」
「!わかりました、ツンデレなんですね雲雀さん!!
私はそんな貴方も愛してます!受け止めますよ!!」
雲「……………………。
(うぜぇ……。)」
「あれ?黙り込んでどうしたんですか?雲雀さーん。」
雲「何でもないよ。」
「そうですかー。」
雲「……プレゼント、ありがとね遥。」
「!」
にっこり
「どう致しまして、雲雀さん!!」
雲雀さん、ハッピーバースデー!
雲「なんて事があったよね、十年くらい前に。」
「えへへへ、そうだねー。」
雲「……あのとき、結構嬉しかったよ遥。」
「やっぱり恭弥ってツンデレなんだね。」
雲「…………。」
「あぁあ!ごめん、嘘嘘!!」
雲「分かってるよ。」
「それなら良いけど……。
あ、恭弥!!」
雲「ん?遥、どうしたの?」
にっこり
「来年も、再来年も私はこの先ずっと恭弥の側にいることを誓うよ!!」
雲「!!
普通、プロポーズは男からでしょ?遥。」
この先ずっと貴方のそばで……
貴方の誕生日を祝えたら素敵じゃない?
10/05/05
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