[携帯モード] [URL送信]

〜chocolatre〜
4
その言葉に祐輔がのろのろと四つん這いになる。

「イイ眺めだ」

サイドボードの抽き出しを開ける。
ローションを取り出し、祐輔の尻に垂らす。

「ひゃっ…!」

冷たかったのか、身体が強張る。
それを解すように、尻を揉み、蕾を撫でた。

「…あ…」

つぷり

蕾に指を挿し込む。

「…んっ…」

くちゅ…くちゅ…

胎内を掻き回す。

「…あっ…はっ…」

くちゅ…くちゅ…

アルコールの所為でナカが熱い。

「…んっ…うんっ…」

くちゅ…くちゅ…

無意識なのだろう。祐輔の尻が妖艶に揺れる。

(堪んねぇ)

堂本も久しぶりで、既に下着の中身が苦しい。
祐輔の蕾から指を抜き取る。
ベルトを外し、硬くなった肉棒を取り出す。

「さあ、お待ちかねのモノをくれてやる」

「…まって…にゃい…」

「嘘が下手だな」

抽き出しから取り出したゴムを着けた熱棒を後孔に宛がうと、一気に貫いた。

ズパン!

「あああああっ!」

祐輔の背がしなる。

「ほら、見ろ。絡み付いてきてるぞ」

「…はぅっ…そんにゃこと…にゃい…」

パン…パン…パン…

「…あんっ…はあっ…!」

ピストンを繰り出す。

パン…パン…パン…

「…うんっ…ひあっ…!」

ゴリゴリと前立腺を抉りながら、深く突く。

パン…パン…パン…

「…んやっ…はげしっ…!」

祐輔のナカは熱く絡み付いて来る。

パン…パン…パン…

「…はんっ…あ…ちひゃる…ちひゃる…!」

祐輔の呼ぶ声が耳を刺激する。

パン…パン…パン…

「…ふあっ…も…イっちゃふ…!」

久々だった堂本にも射精感が込み上げる。

パン…パン…パン…!

「ひあああああ!」

ぴゅくぴゅくぴゅくっ!

深い打ち込みに祐輔が達した。

「…クッ!」

その締め付けに、堂本もゴムの中に精を吐き出した。
ぬぽ…

ドサッ

肉棒を抜き取ると祐輔がベッドに崩れ落ちた。

「…はぁ…はぁ…ちひゃる…」

祐輔が仰向けになり、手を差し伸べる。

「…ちひゃる…きしゅ…」

しかし、その手は届く事なく、まるで糸の切れた操り人形のように、パタリとベッドへ落ちた。

「…ん…ちひゃる…」

酒の所為か、セックス後の倦怠感に包まれたのか、祐輔は眠ってしまった。

(本当に、コイツは酔わねぇと、箍が外れねぇな)

お前はいつになったら、俺に対して敬語を止める?

お前はいつになったら、俺を名で呼ぶ?

お前はいつになったら、俺の前で箍を外す?

「…ったく」

五年経った今も待っている。

(気が長くなったモンだ)

―――そろそろ急かしてみるか?

だが、祐輔相手ならいつまでも、待っていられるという気持ちもある。

(手離すつもりはねぇしな)

ゆっくり染め上げてやる。

「覚悟しろよ」

そう呟くと、眠る祐輔に口付けた―――。

[*前へ][次へ#]
[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!