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〜chocolatre〜

押さえ付けられる力が緩んだ気がした。三度、頭を上げる。

「ふぐっ…!」

口内の肉棒が芯を持っていく。
抜こうとしては押し戻される行為が、上下に扱いているコトになっていると気付いていない―――。

「ゆっぴょん、舌も使って?」

そう言われながら、後頭部を押し下げられる。
今度は頭を上げて、抵抗出来ない。

「…んむっ!」

(従うしか、終わらないのか?)

ザリ…

早く終わらせたくて、舌を使い始める。

「ん、イイコ」

相田の手が優しく髪を梳く。

「やっぱり、この姿のゆっぴょんは舌がザラザラしてて、気持ちイイよ」

「…んっ…ふっ…!」

ザリ…

必死に舌を動かす。
口内の肉棒が硬く、大きさを増していく。

「…むっ…ぐっ…!」

「…ゆっぴょん…も…イきそう…」

ザリ…

「…んっ…むぅ…!」

口いっぱいに相田の苦味のある先走りが広がる。

「…もう…出る!…全部、飲んで…!」

グッ!

喉奥へ熱棒が挿し込まれる。

「んんっ!」

ドクドクドクッ!

口内で精が弾けた。

「んく…んく…」

口いっぱいの白濁を必死に飲み込む。

ずるり

「ぷはっ!」

飲み終えたのを感じ取ったのか、口内から肉棒が抜かれる。

「…ケホ…ケホッ…!」

喉に絡んだ残りに噎せる。
肉棒をしまうと、咳込む祐輔の頭を、相田が優しく撫でる。

「良く出来ました。イイコ」

手の甲で口元を拭う。

「…帰ります…」

堂本ももう諦めたに違いない。

「大丈夫なの?まだ危ないんじゃない?」

(ココにいても、危ないよ…)

「…大丈夫です…」

ベンチから立ち上がる。

「それじゃ」

ドアに向かって歩いていく。と、バンッとドアが開いた。

「ココにいやがったのか」

堂本が現れた。

ゾゾッ

全身の毛が逆立つ。

「行くぞ」

腕に堂本の手が伸びてきた。

「何、やってるの?」

その手を相田が掴んだ。

「ぁあ?」

制止された堂本が不満気な声を上げた。

「ゆっぴょんはボクといるんだよ」

「ぁあ?コイツは俺が連れていく」

「何、言ってるの?ねぇ、ゆっぴょん。あれ?ゆっぴょん?」

堂本と相田が揉め始めた時点で、二人の横をすり抜け、屋上から逃げ出した。

(勝手に揉めてろ!)

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あきゅろす。
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