〜hot chocolate〜
15
「…舐めてくれたら、解放してあげなくもないよ？」
勿論、解放する気はない。『解放する』と約束してもいない。
ギロリ
顔は背けたまま、未だ、蕩けた目をしつつも、必死に睨み付けてきた。
「さあ、どうする？」
勃起をちらつかせる。
「……」
祐輔は顔を背けたまま、目も逸らした。
「じゃあ、また“下の口”で舐めて貰おうかな」
下半身へ向かう素振りをみせる。と、祐輔が反応した。
「…待…て…！」
祐輔が背けていた顔を、こちらに向け、薄く口を開き、僅かに舌を出した。
「イイコだね」
祐輔の舌先に、肉棒の先端を触れさせる。祐輔の目に屈辱の色が浮かんでいる。
チロリ…
祐輔はぎゅうっと目を瞑ると、舌先で、鈴口をチロチロと舐め始めた。可愛らしく、微妙な刺激も悪くはないが…。“コレ”が続くのでは、イけない。
「残念です。そんなんじゃ不合格ですね」
ガッ！
祐輔の顎を掴むと、薄く開いていた口に、熱棒を捩じ込んだ。
「うぐっ？！」
グポッ…グポッ…
祐輔の顎から頭に掴み直し、喉の奥まで挿し込む。
容赦なく腰を繰り出す。
イラマチオだ―――。
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