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〜hot chocolate〜
6
「あああ!」

ブブブ…と低い音を立てて玩具がナカで振動する。

「ぁ…あ…んっ!」

埋められたローターが与える刺激に頭が回らない。
ローターはちょうどイヤなトコロに位置している。振動が前立腺を刺激する。
いつの間にか、勃起してしまっていた。

「んあああ!」

ヴヴヴ…

胎内から振動の音がする。

「イ…ヤ…!アアアアア!」

ローターによる前立腺への刺激で、瞬く間に射精してしまった。

「あっ………」

腹の上に白濁が散る。イって、強張っていた身体から、クタリと力が抜けていった。が、ナカのローターは震え続け、刺激を与え続けている。

「もぅ…ヤ…ダ…」

つう…と涙が溢れ落ちた。

「何を言ってるんだい。これからじゃないか」

そう言うと、足元のカバンから、今度は立派な男根を模した玩具を取り出した。

「んっ…やめ…!」

それから、放ったばかりで萎えている祐輔のペニスの根元にポケットから取り出したリングを装着した。ナカに与えられる振動にまた、ペニスが勃起し始める。直ぐに射精感が募るが、リングの所為で堰き止められてしまっている。

「…痛…!」

「すっかり後ろだけで感じられるんだね」

「取って…取って……」

「何を取って欲しいんだい?」

「コレ…」

拘束されている紐も、根元で戒めているモノも、ローターも取って欲しかった。

「ふふっ…」

ズブッ!

が、白浜は笑みを浮かべたまま、ローターを飲み込んだままのアナルへバイブを挿し込んだ。

カツン!

身体のナカで玩具同士のぶつかる音がした。

「はぅっ!」

ずず…

挿し込まれたバイブがローターを、ナニも触れたコトが奥地へ到達させた。

「…イヤ…だ!…イ…ヤ…奥っ…!」

「一度、ドライでイってみようか?君ならイけるよね?」

そう言ってバイブのスイッチを入れ、握り直すと抜き挿しを始めた。

「んっ…や、あああ!」

未知の箇所への刺激や、二種類の振動にすら、感じてしまっているのに、そこへ抜き挿しが加わってしまった。

「はっ…ああ…!」

さっきイったばかりの敏感な身体の、奥をローターが震わせ、内壁をバイブが擦り上げる。

「あっ……ああっ!」

既に射精したくてたまらないが、戒められていて叶わない。
直ぐに“その瞬間”は訪れた。

「あんっ…!はああああっ…!」

祐輔が仰け反った。

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