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僕の部内戦争
僕の部内戦争 終戦日
で、どういうことだったかというと、

『隆太郎がいない間に
 何か起こった設定にして
 隆太郎驚かせちゃおう作戦!!
 略してRNR!!』

陽一が叫んだ。

ということで、俺は
RNR?のせいで
めっちゃ踊らされた、てことです。


俺は唖然として言葉も出なかった。

『いや〜、お前と一緒に学校来るときあせったぁ!
 だってミスってかぎ当番のこと
 話しちゃったし!!』

あ!!
確かに陽一のこととか言ってたな・・・
喧嘩してるから会話があるはずないのに。

気づけよ、俺も。

『マジあせったよな〜・・・
 だって携帯の話出るとは思わなくてよ・・・』
駿が言った。

『・・・すまん。
 アレは・・・思いつき。』
海斗が言った。
この無口コンビは何だ・・・。

だから、メールの話とかかみ合ってなかったのか。
連絡不足か。この野郎ども。

『ま、そういうことだから、
 これからもよろしくねっ!!!』

陽一君・・・そのまとめ方は無理があるよね・・・?

「何のためにこんな面倒な・・・・」
俺がため息交じりに言った。

そしたら、以外な答えが帰ってきた。

『だって、
 お前いっつも笑ってるだけなんだもん。』
彰が言った。
『何か一人だけ
 傍観者みたいな感じだったからさ・・・』
続けて陽一も言った。

・・・そんなこと気にしてたのか?

『なんか、俺たちの中では
 遠慮なんかいらねんだぜ?』

みんなうなずいた。

何、急にかっこよくしめようとしてんだ、
お前ら・・・。

まぁ、確かにそうかもしれない。
・・・でも

「俺は別に遠慮なんかしてねぇよ。
 俺はお前ら見てるのが普通に楽しいから
 それでいんだよ!」

『・・・それじゃ「まぁ、海斗と駿には謝る。
 ずっとツッコミまかせっきりだから。」

海斗が何か言おうとしたのをさえぎった。

『『どういう意味だ!?』』

陽一と彰の声がダブった。

『あははははッ!!!』

みんなで大爆笑した。


−−−−−−−−−−−−−−−−−



こうして、俺たちの
短い部内戦争は終わりました。

これからは試合にむけて練習を頑張ります。


2年2組17番 坂上 隆太郎





顧問「・・・え、何で物語?」

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