「あれ,皆集まって何やってんの?」 阿部が帰ってきた・・・!!! さてどうしようかとドキドキする皆。 最初に手を出したのは言いだしっぺの田島だった。 「あーべ♪」 「っうわ!た,田島・・・いきなり抱きつくなよ!!!」 田島,阿部の驚き顔GET! ここで俺も負けじと水谷も阿部に向かっていった。 「あべ〜! 俺,阿部の事好きだよ〜vv」 「・・・み,水谷っ!?」 水谷,阿部の戸惑い顔GET!! 次に泉がニヤリと意味深な笑みを浮かべたと思ったら,阿部に近づき耳元で囁いた。 「阿部は俺のもん。・・・だよな?」 「・・・っはぁあ!?!?」 その泉の一言で皆は阿部大作戦を各自に決行しはじめた。 次々に阿部に話をもちかける。 「おい泉・・,俺が副主将にわざわざ阿部を選んだ意味わかっていってんだろうなぁ」 「あれー?じゃあ中学からの付き合いの俺はどうなるのかなー??」 「お,・・・おお,おれはっあ べくん のバッテリー,だ よっ!」 三橋も空気を読んだのか,阿部大作戦の一員に加わる。 だがその一方阿部は何がなんだか理解できないらしく返事もなしに固まっている。 そんな阿部に田島は問いかける。 「なぁ,阿部は誰が一番好きなんだ?!?」 どんどん話がずれてきている。 誰もがそう思ったでだろう時,阿部がやっと口を開いた。 「・・・お,お前ら・・・いきなり何なんだよっ!!!」 このセリフだけ聞くときっと睨みつけて怒っている阿部を思い浮かべるだろう。 それが,今回は違った。 そこには顔を真っ赤にして,照れている阿部がいた。 「「「「(阿部が・・・か,可愛い・・・!?!?!?!?)」」」」 皆は普段と違い,照れている阿部につい見とれてしまった。 この表情を見てドキッときてしまった人は少なくないだろう。 西浦高校野球部,阿部の照れ顔GET! そして,阿部への恋心もGET・・かな? end. [*前へ][次へ#] [戻る] |