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いちじそうさく
2話 「遅刻?」
「んぁ―――っ」

「―っか,戒・・・!?」

「ちょっそんな・・なんでっ,え・・・ぁっ・・・」













皆様,おはよう御座います。腐男子の遥です。
日本語になっていない日本語を喋ってしまい申し訳ありません。
いや,でもですね。朝起きたらベッドに何故か戒がいるんですよ。
いや別に襲われてるとかBL的な意味じゃなくてですよ?
何故か俺のベッドで戒が寝ているんです。
この学校は皆一人部屋なはずなのに・・・
あ,でもお泊り禁止とはではない。
けど,昨日は俺普通に一人で寝たと思う。
なのに何故か俺のベッドで戒が寝ているんです。(大事な事なので二回言いました,まる)

・・・・これは驚くしか出来ない,はず




「か・・・戒?」

「・・・」


声をかけてみても反応なし,どうした戒,大丈夫か戒。
とりあえず,戒が俺に乗っかってて重いので起こさないように起き上がる。
さて,どうしたものか。




「・・・えっ」



嘘,だろ。こんなのありえない。
・・・え,まぢで??




「ぇええええええええええええええ!!!」




ふと時計を見ると時間は現在8時5分。
ちなみに登校完了時間は8時15分だ。

やばい,今日は王道(?)君が来る日なのに・・・来る日なのに俺の馬鹿ぁあああ!!!
くそぅ,こんな事している場合じゃない!
戒を早く起こして,学校いかねばっ



「戒!起きて!遅刻しちゃうっ!」



俺が叫んでも揺さぶっても起きる様子がない。
しょうがない,無理やりいっちゃう?・・・いっちゃう??



えぃっ☆



「・・・いってぇっ!!!」



えへへ,布団引っ張ったら戒ベッドから転がり落ちちゃった☆
けど,今の俺はそんな事を気にしている暇がない。



「ほら,着替えて。鐘なるよ?」



そう言って俺は床に寝そべっている戒に手を差し伸べたら,その俺の手を握りながら起こすなら目覚めのキスぐらいしろよ。
なーんて聞こえた気がするけど,きっと気のせいだろう。

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