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火黒
ある日の出来事

結婚をし、子どもができ仕事は忙しいが順調で幸せの真っただ中の火神
昨日は練習の終わるギリギリで飲む事になり先に寝てくれと頼んだが、
黒子は起きて待っててくれ、虎のおでこにキスをして2人は寝た。



目が覚めた黒子は火神を起こさないように布団を出てキッチンへ
トントントン ジュージュー
リズム良く食材を切り朝食を作っていると
トテトテと可愛い足音で虎がやって来た。

「ママぁ、おはよぉ…」
「おはよう虎、こっちおいで」
「…うん」

ポスっと黒子の所に来て、温かいタオルで顔を拭けば目を覚まし、
目をパチパチとしていた。

見た目は火神に似てバスケも大好き、よく親子でバスケをするほどに

「虎、パパを起こしに行ってきてください」
「はーい」

そう言って寝室へ向かった

一方の火神はまだ夢の中、虎はベットにのぼり大きな火神をゆらす。

「パパ!朝だよ、ママがご飯作ってるからおきるの!」
「んー…虎か?」
「そう!おっきするの!」

朝から元気良く起こしてくれる息子を腹の上に乗せ
遊んでいるとキッチンの方から黒子がやってきた。

「2人とも起きてます…ね。おはようございます大我くん」

「おう!はよテツ…」
「?どうしたんですか?」
「いや、尾は耀のキスはねぇーのかなってよ」
「子供の前ではしませんよ」
「じゃあおきねーねてやる」

すねてふとんをまたかぶってしまった火神
こうなると少しやっかいだ。
少し考え

「虎、先にごはん食べてください。ママはパパを連れて行きますから。」
「はぁーい♪ごはん、ごはん!」

虎が出ていったのを見て火神に目をやる。

「大我くん、大我くん」
「起きねーからな…」
「もぅ、起きてください。じゃないとキスしませんからね。」

そう言うと火神はしぶしぶふとんの中から出てきた。

「…はよう」
「おはようございます…ちゅ。いい子ですね大我さんは」
「子ども扱いしてんじゃねーよ」
「子供じゃないなら、キスなしで起きてください」
「…子供でいい」

そんな話をしながら虎が待つリビングに。

本日も火神家は平和なり!By虎

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あきゅろす。
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