火黒
お出かけしましょう(火黒)
日曜日の大型ショッピングモール
『火神くん、そこ見たいです。』
手を繋いだ2人は久々の休みに外に出ていた。
『これなんて良くないですか?フワフワですし』
黒子が手に持っているのは薄いピンクで端にウサギの刺繍のある枕だ。
「気に入ったんだったらそれで良いんじゃね。ならこのマグカップで良くね、同じメーカーだし。」
『そうですね。』
そう言ってレジでお会計
火神が払っている間に黒子はふと用紙を見た。
『火神くん、次ここに行きたいです!』
と黒子が指したのはプラネタリウム
ここから少し行った所にある場所だ。
「っよし!じゃあそれに行くか!」
席につき、上を見上げ読まれる説明を聞きながら、
あれが綺麗だの虎神くんだの言っていたらあっという間に終了。
お土産を見ることに
『このキーホルダー可愛いです』
黒子が火神の前に出したのは星座のキーホルダー
「それならこっちの方が良いんじゃね」
火神が黒子の目の前に出したのはキーホルダーと同じ形のネックレス。
以前、氷室とのネックレスを羨ましそうに見ていた黒子
それを知っていての提案だ。
『良いんですか?』
「お揃いで身に着けてんの指輪ぐらいしかねーし丁度良いだろ?」
『っふふふ、嬉しいです。ありがとうございます。』
「おう!」
商品を買い、その場で付け合いっこをして店を後に
家に帰り布団の中で黒子は今日一日がとても嬉ことばかりだったから
寝顔が天使のように微笑んでいた。
[*前へ][次へ#]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!