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小さな頃の幼く残酷な疑問
善と悪(4)


少年の眼には
領主の娘も、並べられた
貧相な食事も映らなかった。

ただ、憎い憎い領主が映るだけ。
少年は領主の娘の目の前で、
領主の首を何度も、切れ味の悪い鎌をぶつけ
切り落とした。
娘が悲鳴をあげても、ただ鎌を振り下ろし

首を切り落とした。


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あきゅろす。
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