赤い、瞳
なんで?
(これもトリップの特典ってか)
酢花゜に渡されたシンプルな手鏡で自分を見ると、目が赤色に変わっていた。
何故、赤くなったかは知らないけど、
(綺麗な、色)
深みを帯びた綺麗な赤。
まるでザンザスの様な瞳だった。
『コレはコレで・・・クフフ』
「?大丈夫か?」
『え?あぁ大丈夫。』
やべやべ、スパナ忘れてた。
それにしても最初はちょっと動揺したけど、これはコレで美味しい展開じゃん。
ザンザスと一緒とか本気で嬉しい。
『あ、鏡ありがと。』
「どういたしまして。」
『そういえば、自己紹介まだだったね。
私の名前は苗字名前。一応白蘭の護衛です!』
「ウチはスパナ。技術系の仕事をしてる。」
『宜しくね、スパナ!』
「っ・・・よろしく、名前」
スパナと握手して、自己紹介は終わった。
ニコニコするスパナが可愛すぎてしょうがない。
ぎゅっとしたい・・・・ハァハァ
ハッ自重しろ自分!自重しなければっ!!
誰かっこの衝動を抑えてェェエエエ!!
というか、どうしよう。
(私一生手を洗えないっ!)
「名前、」
『へいっ!』
あああああ、動揺しすぎて声裏返ったァァアアア!
変な事考えたのバレタかな?ばれちゃった?!
いや、でもスパナの所為だしっ!←
「名前、可愛い。」
『・・・っ!』
本当にどうしようか、この子。
(私の理性を壊す気なのか?!)
RK5
理性が
壊れる
5秒前、
(ここは一先ず退散するとしますかっ!)
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