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番外編
竜二
@お名前を教えてください。


「雛です」


「竜二だ」




A恋人からは何と呼ばれていますか?


「普通に、“雛”と。」


「“竜二君”だな。呼び捨てでもいいんだぞ?」


「え………それは……。(無理…かも)」


「………」




B恋人と初めて出会った場所は?


「本家の修行場所だよね。竜二君の。」


「……対面したのはな」


「へ?その前に会ってた…?」


「…次いくぞ」


「ちょ、竜二君?!」



C恋人の第一印象は?


「柔らかい」


「(私…太ってるって思われてた?!)」


「…雰囲気だよ。見た目じゃない。」


「(ほっ)竜二君は、………うん、竜二君は………」

「なんだ雛、はっきり言え。」


「(笑顔が怖い…!)えっと…、うん、大人で頼りになる人!」


「……!」




D最初に交わした会話は?

「“てめぇ俺の修行場所で何うろちょろしてんだ!”って言われて謝ったのに式神吹っ掛けてきたのが未だに忘れられない……。」


「…悪かったよ。俺も餓鬼だったんだ、許してくれ。」


「もうあんなことはしないでね…!」


「当たり前だろ。」




E告白はどっちから?また、それはどんな方法で?


「告白、はないよね。結婚するのが決まってたし。」

「いわれてみればそうだな。…言ってやろうか?」



「…え?!」


「愛してる。」


「!!」




F告白と、それに対する返事の言葉を教えてください。


「ほら、言ったんだから返事。」


「ぅ、あの……」


「早くしないとどうなるかわかんねぇぞ?」


「……わ、私も、………愛して、ます。」



「…知ってる。(満足気)」


「(恥ずかしい…!)」




G付き合い始めたのは何年何月何日?


「付き合ったっていうより許婚になってから10年は経ってるな。」


「そうだね。」




H恋人に対し『可愛いなぁ』と思うのはどんな時?


「(常にとは流石に言えん…)俺といる時。」


「!……えっと、…たまに赤くなる時。」


「…そんなの見てんじゃねぇよ。」


「(あ、赤い…!)」




I恋人に対し『可愛くないなぁ』と思うのはどんな時?


「さぁな。」


「んー……。」




J恋人に対し『これだけはやめてほしい』と思うのはどんな時?


「他の輩といるのはやめろ。」


「た、例えば?」


「本家分家問わずだ。勿論ゆらもな。」


「……お母様も?」


「…できるだけな。」




Kデートの頻度は?


「まともなデートなんて行ってねぇな…。」


「でも竜二君忙しいのに時間の合間をみて一緒に散歩してくれるでしょ?」


「…あれデートか?」


「お散歩デートだよ。」


「(どっか行きてぇとか言えばいいのに)今度連れてってやるよ。」


「…ありがとう!」




Lデートではどんなところに行く?又は、どんなことをする?


「雛、どこ行きてぇんだ?」


「どこでもいいよ?竜二君は?」


「邪魔されないなるだけ遠い所。」


「誰も邪魔はしないと思うけど…。」


「(絶対してくるんだよ…あいつらは。)」




M二人して最近ハマってることはありますか?


「何かあったっけ?」


「雛を弄る事。」


「えっ?!それハマってる事なの?!」




N喧嘩はよくする?また、普段はどちらが権力を握ってますか?


「喧嘩はしないな。寧ろゆらとのほうが断然多い。」

「もうちょっとゆらちゃんに優しくしてあげてもいいじゃ……。」


「無理だ。」


「(………)権力は…竜二君の方があるよね。私嫁ぐ身だし。」


「別に権力なんてどうでもいいがな。どっちかっつーと……。」


「…?」


「いや、なんでもねぇ…。(母さんが雛のバックにいる時点で俺終わってる気がする…。)」




Oあなたにとって恋愛とは何ですか?


「自分が変わる事ができる重要なもの……かな?」


「…かもな。」




P恋人より大切なものはありますか?あれば、それは何か教えてください。


「無い。」


「!!」


「雛は?」


「あ、えっと、でも私に関わってくれる人皆大切だと思ってます…。」


「ほぅ、俺がああ言ったのにそう返してくるとはなぁ…?」


「でも、…男の人としてだったら竜二君が、1番…大切だから…。」


「!!(こいつは…!)」



Q友人など、回りの人たちからのあなたたちカップルの評判はどうですか?


「美沙緒からは未だに反対されてます…。」


「あんな女ほっとけ。関わるだけ無駄だ。」


「……でも、お母様やお父様からは歓迎されてるから安心してます。」


「当たり前だろ。」




R愛は障害があるとより一層燃え上がるようです。あなたたちの関係に、何か障害はありますか?


「邪魔な輩が多過ぎる…。ゆらを筆頭に秀爾達や暴力女……キリがねぇ。」


「(そんなに…?!)でも、大丈夫だよ。美沙緒だって分かってくれるはず…!」


「(…それはないな)」





S最後に。恋人に向けて、普段では言えないぶっちゃけ話を一つお願いします。

「よし、雛。言え。」


「え!?なんで、」


「なんかしらあるだろ。ほら。」


「う、……………あの、昔は竜二君のことが怖くて、……出来るだけ関わりたくないなぁって…思ってました。」


「…まぁ、分からんでもないが。(少しショック)」


「けどね、」


「…ん?」


「今は…竜二君の許婚で本当によかったって、思ってます。」


「!!」






沢山の惚気、ご馳走様でした

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あきゅろす。
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