どりーむな文章
愛あふれていますか
まだ消灯時間ではないので、ところどころ騒がしい合宿所。
仕事も一息ついて、腕をぐるんと回して硬くなった肩をほぐす。
思わず『あー…』なんて声も出てしまい、ボクは冷めたコーヒーを飲みながら自分の年齢を思い知る。
苦いコーヒーが更に苦くなってきたところで、鳴り響く携帯電話のコール音……。
ディスプレイに表示される名前に、緩んでしまう口元を押さえながら、携帯を手に取り通話ボタンを押す。
「もしもし、私私。」
名前はディスプレイに表示されていたので、別に名乗らなくても相手はわかる。便利になったものですね。
「はい、こんばんは。どうしたんですか? 使い古された手口の詐欺みたいですよ、あはは。」
「実はさっき事故っちゃってー。相手の車大破しちゃってさ、弁償しなきゃいけないんだよねー。」
棒読みでやる気のない可愛らしい詐欺師が、ぺらぺらとない事ない事を言ってはまくし立てる。
「相手の車を大破させるくらいの大事故なのに、梢さんは元気そうですねぇ。」
ボクがそう言って設定の穴を突くと、棒読みながらも饒舌に喋っていた相手の声が止む。
そして、ここから続ける気もなくなったのか、可愛らしい詐欺師から、ボクの学生時代からの友人の娘である梢さんに戻った。
「まぁ、父さんのチョ□Q踏ん付けただけだしね。」
相変わらず子供っぽい趣味をしている友人の様子に、ボクは少し笑ってしまう。彼は全然変わっていない。
「で、賠償金額はいくらなんです?」
「525円。」
高価な物だったら、少しくらい支援してあげようと思いましたが……所詮はオモチャの値段ですね。
相手が小学生だったら、500円玉を渡したいところですが、梢さんはもう高校生。
「それくらいなら自分で払えるでしょう、甘えすぎはよくないですよ。めっ!」
人が心を鬼にして叱りつけてるというのに、梢さんは最近の若い子らしく冷めた様子でスピーカー越しにため息を漏らす。
「別に金の無心しに電話したんじゃないよ。っていうか、『どうしたんですか?』ってこっちのセリフだからね。」
「なんのことでしょうか、はい。」
ボクの台詞を誇張して真似た部分がとても可愛い……なんて思ってると、冷めた口調から一転激しい口調に。
「私の着信履歴が『齋藤至』って名前で埋まってたんですけど。晩御飯の支度からお風呂入り終わるまで、約三時間の間で!」
壁掛け時計にふっと視線をやると、もう9時半。うーん、結構遅くなっちゃいましたね。
それにしても、着信履歴がひとりの名前で埋まるというのは、そんなにもビックリするものなのでしょうか。
「携帯電話は携帯しないと意味がないんですよぉ。ずっと電話してたのに出ないから、何事かと思ってボクは心配で心配で……ずっと電話してたんです。」
「結局電話しまくってただけじゃん! 仕事しろ!」
「あ、仕事の資料をチェックしながら、コールボタンを連打してたので。ちゃんとお仕事はしてますよ、はい。」
「『着信3秒』とか表示されてた理由はそれか! 嫌がらせにも程があるわ!」
資料を読みながら、ずーっと片手間に携帯電話の発信履歴を辿って連打していた甲斐がありました。
クールな梢さんがぷんすか怒ってて可愛い。
昨日も電話が鳴ってた、業者並にメールが多い、ツイート全部ふぁぼられてる……そんな日々の愚痴を頷きながら聞いていたら、溜めこんでいた物が爆発したのか、梢さんが更に声を荒げる。
「もうっ、ナントカ合宿に行ってからイタズラが酷いよ!」
彼女が言っているのはU-17合宿のこと……そう、合宿というものは、終わるまで当然だが家に帰れない。
それは中高生だけでなく、ボク達コーチ陣も帰れない。当たり前ですけど。
家に帰れない。それは電話回線を辿った向こう側にいる彼女に会うことも出来ない……つまり、ボクは寂しいんです。
「寂しくて……つい、こんな子供じみた真似をしちゃうんです。今日も黒ベエに冷たい視線を貰いました。」
お昼を食べた後、いつものようにメールを送っていたら、後ろにいた黒ベエにちらっと画面が見たかと思うと……。
次の瞬間あの鉄仮面が、カマキリが綺麗な蝶を捕食しているところを見てしまったような、見るに堪えない物を見てしまった顔に。
酷い話です。ボクはただ思いのたけをメールにしたためていただけなのに……。
なんて昼間のことを思い出して、ため息をつくと、更に盛大なため息がスピーカーから返されました。
「そーゆーことしてるから、アンタいつまで経っても嫁が来ないんだよ。婚活でもなんでもいいからすれば?」
「してますよ。」
結婚活動って結婚に向けて、色々と活動いていたらいいんですよね。じゃあ、ボクはしてますね。
「えー……しててこれかよ。相手いんの?」
梢さんが心底うんざりした声でそう言う。そんな反応をするのは、実はボクにお嫁さんが来るのが嫌とか……素直になれないお年頃なんですね。
大丈夫、ボクには君の気持ちが全部わかってますからね。
でも、さっき梢さんに怒鳴られちゃいましたしねぇ……意地悪なボクは梢さんの嫉妬心を煽ることに。
「はい。でもね、相手の女性がなかなか心を開いてくれないんですよ。好かれている自覚はあるんですけど……まぁ、ご両親は応援してくれてるんですが。」
「ふぅん。まぁ、親御さんが応援してくれてるならいいじゃん。話早いんじゃないの。」
嫉妬するどころか、素直になれない以上に優しい梢さんはボクの後押しをしてくれる……なんていじらしい子なんだろう。
「そうですね、あはは。」
「あははって。私なんかよりその女の人に連絡取りなよ。」
やっぱり彼女は気づいていない。ボクが婚姻という紙切れと法律の鎖で縛りたい相手が誰であるか。
「取ってるじゃないですか。い・ま。」
語尾にハートマークでも付いているんじゃないか、と思えるくらい楽しく浮ついたボクの声。
電話の向こう側にいる彼女の反応を想像しているだけで、胸が高鳴る気持ちが高揚する。
ダメですね、仮にも精神コーチがこんなにも気持ちを乱していたら。
「ん……? いや、でも両親が応援って……いやいや、まさかそんなはずはないよみとめないよわたし。」
スピーカーから聞こえてくる彼女の声は、状況は理解しているが認めたくないと葛藤をしているのか、だんだんと小さく聞き取りにくくなっていく。
「ちゃんとボクの友人、もとい君のご両親に応援して貰ってますよ、はい。」
「……なんの。」
葛藤から現実を受け入れるという選択をしたのに、梢さんの声は何故か暗い。あれ、喜ぶところじゃなかったかなぁ。
ここはボクが思いっきり彼女に思いを伝えるべきでしょう。男の熱い告白なんて、ボクのキャラじゃないけど、頑張りましょう!
「今更それを聞きますか。もう何をしても手遅れですよ。幼稚園の水色スモックを泥だらけにして泣いていた頃から、齋藤梢はボクの結婚相手です。」
「私はまだ綾辻だよ! ロックオン早いよ、このペド野郎! なんて奴の生贄にしたんだ、私の親はよおおおおっ!!!」
「ボクは人の精神を知りつくした精神コーチですよぉ。説得くらい簡単なものです。『変な男に引っ掛かるくらいなら……』と、快くOK貰いましたよ。」
「ううん、全然快い返事じゃないよ。ああ、変な男はここにいるよー……。」
怖いと言われた上に、今にも泣きそうな声になって……箸が転んでも笑うお年頃は感情が不安定で難しいですね。
しかし、『ペド野郎』なんて……どこでこんな汚い言葉を覚えたんだろう。ボクはそんなのじゃないと言うのに。
うーん、ここはボクだって嫉妬するんですよ!とアピールですね。
「そう言えば、君はこの間サッカー部の先輩とやらにクッキーを焼いてあげたそうですね……まぁ、既に彼女がいるとかでお断りされたみたいですが。」
「何故知っている……。」
スピーカーからは梢さんの驚いたような掠れた声がする。浮気がバレたのがビックリしたのかな?
世の中には『浮気は絶対にダメ!』という人もいます。勿論、ボクも絶対にしないですし、されるのも嫌です。
それを親しくしてもらっている友人の奥さん、つまり梢さんのお母さんですね。
彼女は時々世間話に織り交ぜて、先程の浮気情報のようなこと、普段の梢さんのことをメールで教えてくれる。ボクは姑にも恵まれているようです。有難い。
もしかしたら、ただの世間話なのかもしれませんが……まぁ、いいでしょう。
「あはは。君のお母さんが教えてくれました。ボクにもクッキー作ってくれたら、浮気に換算しないでおきますよ。」
梢さんはまだまだ遊び盛りの女の子……火遊びに惹かれてしまうこともあるでしょう。許し難いことです。
でも、ボクは梢さんには甘い男ですから。つい、逃げ道を与えてしまう。
「母さんが情報元なの……? 私には味方はいないのか……!」
「ボクが味方ですよ? 悪い虫や怖いものは全部追い払ってあげますよ。」
そう言って、ボクは壁に止まっていた蚊をパンッと電話を持っていない方の手で潰す。山奥は嫌ですね、虫が多くて。
手のひらの潰れた蚊を払っていると、電話の向こうから盛大なため息が。
そして、ある程度冷静になったのか、彼女がいつもの冷めた口調になる。
今更ですが、ボクと喋るときだけなんですよ。彼女がこんなにもクールなの。きっとボクの前だと遠慮なく素に戻れるのでしょう、愛されてますね。
「じゃあ、まず216pのデカイ虫から追い払ってもらえるかな?」
「あぁ、それは益虫ですね。追い払っちゃダメなやつですよぉ。」
嘲笑うように嫌味も言いつつも、ボクの身長をちゃんと把握している梢さん。これが流行りの『ツンデレ』というものですね!
「口の減らないオッサンだね。」
「ボクはまだお兄さんです。」
43歳ならナイスミドルと言われる年齢かもしれませんが……ボクはスポーツもやってるし、まだお兄さんで通る見た目ですし。とにかく、おじさんだなんて認めません。
「…………。」
しかし、電話越しにも伝わるドライアイスを水の中に放り込んだようなひんやりとした空気。
眉間に皺を寄せて、汚い物で見るような顔をする梢さんの顔が容易に浮かぶ。
「残念そうな顔してるのわかってますからね。ダメですよ、めっ!」
叱っているのに梢さんからは、再び盛大なため息が。ため息が多いと幸せが逃げちゃいますよ……。
「……で、お兄さんはいつ結婚すんの?」
「君が婚姻届にサインすれば、すぐにでも役所に駆け込んでボクは既婚者ですよ。」
諦めの悪い子に少し遠まわしのプロポーズをしてみると、聞こえてきたのは電話越しのうれし涙ではなく、明らかにこちらをバカにしたような笑い声。
「はっはっは、残念でしたー。私まだ18歳じゃないですぅー。」
「はい、更に残念でしたー。女の子は親の同意があれば16歳で結婚出来るんですぅー。」
梢さんの口調を真似て畳みかけてみる、我ながら大人げないです、はい。
それにしても、今はいい時代ですね、女の子は16歳でも結婚出来るんですから。
「……親の同意……あるんだ……。」
「はい、説得の時に頂きました。肌身離さず持ち歩いているんですが、もう後は君のサインだけですね。」
バカにしていた様子から、滑り落ちるように声のトーンが下がった梢さんも可愛らしいな、と思いつつボクは懐に入れている封筒から紙切れの鎖を取り出す。
ちょっとよれっとしてますけど、提出するのに問題ない用紙には、一部を除き記入欄は全て埋まっている。
そう、後は彼女が書くところだけ。
「そんな物を持ち歩いてることにツッコミを入れるべきか、親が既に同意していることにツッコミを入れるべきか……くっそう、逃げ場がない。」
「君は強情な子ですからね。そうでもしないと素直にならないな、と思って。」
何事もやり過ぎなくらいが丁度いい、と言いますしね。と続けると、微かに聞こえる悔しそうに歯ぎしりする音。
目を閉じると浮かぶのは、年頃の女の子にしてはシンプルに飾りっ気のない自室でひとり、携帯電話を握りしめ悔しそうに返す言葉を探し立ち尽くすパジャマ姿の梢さん。
「唇を噛んでも、つま先をじっと見つめても、窓を開けて外を見ようとしても、現実は変わりませんよ?」
ボクの言ったことは全て当たっていたのだろう、スピーカー越しにハッと驚いたように息を飲む音がする。
「あはは、行動パターン読まれていてビックリしました? ボクは君ことならなんでも知ってますよぉ。」
クイズが全部正解したような気分に浸って上機嫌なボクとは対照的に、彼女の返事は苦々しい舌打ちから始まる。
「……精神鍛え過ぎて色々ぶっ飛んでんじゃないの?」
「若い人の言葉には疎くてちょっと理解しかねる部分がありますが……つまり、ボクが好きってことですよね?」
そりゃ、まぁ精神コーチと名乗っているからには、ボク自身の精神トレーニングはしてますけども……。
どうポジティブに解釈しても悪口にしか聞こえなかったので、さらっと流して誘導することに。
あからさまな誘導は余計に神経を逆撫でてしまったのか、梢さんはひゅうと大きく息を吸い込んで一言。
「大っ嫌い!」
一瞬顔をしかめてしまうくらいの音が電話回線を伝って、ボクの耳を攻撃する。
いくら素直になれない思春期だからといっても、言って許される言葉と許されない言葉があると思うんです。
「……流石に傷つきますよ?」
冗談めいた言い方で返すのが、今のボクには精一杯……これはちょっと、精神鍛え過ぎて色々ぶっ飛んだボクにもキツイですね。
まぁ、からかい過ぎたボクが悪いのですけど。そう、彼女はついカッとなってしまって心にもないことを。素直になれない思春期。箸が転がっても笑う年頃。流行りのツンデレというやつ……ダメです、自分を言い聞かすのにもそろそろ限界が……。
心の防御も限界を迎え、本格的に心が傷つきそうだなあ……というところに、深ぁ〜いため息がスピーカーからザザザザと音を割りながら耳に入ってきて……。
「そーゆー風に人に言わせようとするところは嫌い。ちゃんと言ってよ、至ちゃんから。」
落としてから上げる、持ち上げてから落とす。駆け引きの基本ですね。
そんなことわかっているのに、心が揺さぶられる自分はまだまだ精神の鍛え直しが必要なのでしょう。
……それに、この呼ばれ方は彼女が小学生のとき以来ですし。ずるいなぁ。
「ボクの気持ちは十二分に伝えましたよ?」
「屈折した表現ばっかじゃん。ちゃんと! ストレートに! 至ちゃんの思いが聞きたい!」
いつもの吐き捨てるような物言いとは違い、ハッキリと心に響くような凛とした声。
時間にしておよそ数秒、ボクの耳に入ってくるのは規則正しい秒針の音と、マイクに当たってぼやけて聞こえる彼女の吐息。
ストレートに……ねぇ。笑ってごまかせる年齢でもキャラでもないのに、ボクの口からは乾いた笑いが漏れる。
「……あはは、改めて言うと照れくさいですね。えー、ちょっと待ってくださいね……。」
「うん。」
すーはーすーはー。深呼吸なんかして、精神を鍛え過ぎて色々とぶっ飛んだボクはどこへやら。
最後に大きく息を吸いこんで、ずっと彼女に言ってみたいと考えていた台詞を口に出す。
「…………君の若さ溢れる柔肌をボクの体液で余すことなく汚したいです。」
今、ボクの顔を写真に収めたら、電話をしながらキリッと凛々しい顔をした高身長のナイスミド……いや、お兄さんが写っていることでしょう。
電話しながらキリッとした顔って、なんだかデキるビジネスマンみたいですね。
とにかく、そのぐらいボクはイイ顔をしていたと思います、はい。
「とことん乙女の夢をぶち壊しやがるよ、このオッサン。しかも表現が限りなく気持ち悪い。」
ため息交じりに鋭利なナイフでひと刺しするような物言い、元気があってボクとしてはとてもよろしいです。
「あはは、冗談ですよ。君の望む台詞くらいわかってますよ。」
「じゃあ、はよ言え。」
これでも直接的な表現は避けたんですよ、と続けようとしていたら、梢さんが少しイラついた口調で被せるようにボクを急かした。若い子はせっかちですねぇ。
ボクは気の利いた言葉でもないだろうか……と、残り少ないコーヒーを飲み干して頭を捻る。
けれど、思いつくのは安っぽい台詞ばかりで……。
「ずーっと大好きでした。今は愛してます。こんなボクを受け入れてくれますか?」
本当に改めて言うと照れくさいですね。返事もないし、秒針の音ばかりが耳につく沈黙がとても気まずい。
そんな空気の中、クスリと笑うと、心なしか嬉しそうな声で話し始める梢さん。
「……しょーがないなあ、行き遅れたおじさんを引き取ってあげよう。」
「君も充分屈折した表現してますよ。」
遠まわしな許諾に思わず笑いが漏れる。素直になれないって可愛らしいですねぇ。
しかし、人のこと言っておいて、自分も同じことをしている……と突かれた彼女はバツが悪そうに無理矢理な話題の転換を試みる。
「う、うるさいな。ほらほら、至ちゃん明日も仕事でしょ。おやすみ!」
時計を見ると、もう11時を少し回ったところ。もう中高生も消灯の時間になってます。
どうりで外が少し静かになったわけだ。健全な子供は寝ないといけません。成長ホルモンが出るのは夜10時〜2時の間と言いますから。
「君も学校ですね。はい、おやすみなさい。」
いつもなら、『おやすみなさい』と言い終わるか言い終わらないか、のタイミングで電話をぷつっと切られるのですが。
珍しいことに今回はそうではない。ボクから切るのも嫌なので、向こうの出方を窺っていると、彼女がぼそっと……。
「……えーと、わ、私も大好きだよ。それじゃ。」
小声で慌ただしくそう言って、ぷつり。
嬉しくって嬉しくって携帯のディスプレイに表示される通話時間と彼女の名前を眺め、ボクは顔が痛くなるくらいしばらく笑顔になっていた。
あーあ、早く合宿終わりませんかねぇー!
い、いや、お仕事はちゃんとしますよ、はい。ボクは真面目な人間ですから。
★
次の日、嬉しくて一日中飛びっきりの笑顔で過ごしていたら、一部の中高生に『あれは(精神的に)エグい練習メニューを考えてる顔に違いない』とザワザワされてしまいました。
黒ベエにも『全体の雰囲気が悪くなるから気をつけてください』って、みんな酷いですねぇー。
おわり
コメント
精神鍛え過ぎて、頭のネジがぶっ飛んだコーチ。
タイトルはマク□スの有名な曲から。
至ちゃん確実に初代の世代。
そして、これを人様に差し上げるという暴挙。
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