小説 9 「何言って…」 「俺は、本気だよ。あんたと一緒にいられるためなら、手段は選ばない」 「あっ!」 ズボンも下着も脱がされ、素肌に白いシャツだけを羽織った姿にされる安藤。 散らされた紅い所有印と相まって、その姿はひどく扇情的だった。 「お、前…っ勘違いしてる…ッ!」 「黙れって」 「あ…っ!?」 突然安藤の乳首を舐め上げた581番。 「ここ…この間はバックでしかヤれなかったから、ちゃんと弄れなかった…」 「ヒッ!そん、なとこ…俺、男、なのに…んっ!」 「あんな凄いことヤっといて、今更?」 ――ペロ…チュク… 「んん…っ!ふ…っ」 「…声、我慢するなよ。作業中の奴らに聞こえるくらい、出して」 「…っ駄目、だ…」 「……じゃあ我慢出来なくさせてやる」 ――コリッ 「ああぁあっ!」 舐めるだけだった胸の飾りを、今度は甘噛みする。 そんな場所を刺激されて感じてしまうなんて、安藤には自分の反応が信じられなかった。 「ほら、もうココも勃ってきてる…」 「や…う、そ…ッ」 [前へ][次へ] [戻る] |