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小説




「ひ…っ」




思わず小さく声を上げてしまう。




「可愛いねぇ…まだここは柔らかいけど大丈夫、おじさんが気持ち良くしてあげるからね」




そう言って、男はニヤニヤとした表情を崩さないまま、おもむろに壱也の制服のズボンのベルトを外し始めた。




「やめて…っ!」




男の手をそこから外させようと、壱也は必死に抵抗する。




「シィ……声出したり暴れたりすると、周りにバレちゃうよ?でもそうだね、さすがに脱がせるのはマズイかな…」




ベルトに掛かっていた手が離れたことに安心したのも一瞬のこと。






――ジジーッ




「っ!!」




ズボンのチャックが下ろされたのだ。




(や…っ!なにするの…!?)




壱也が狼狽している間にも、男は着々と作業を進めていく。


ついには下着から自身を取り出してしまった。




「うん、綺麗なピンク色だ…。あんまり触ったことないのかな?」




「〜〜っ」





耳元でいやらしい言葉を投げ掛けられ、どうしたらいいのか分からない。




――シュッ、シュッ…




「ん…っ」




ゆっくりと扱かれ始めても、先程言われた「バレる」という言葉が頭を掠め、まともに抵抗することも出来なかった。





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