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光蝶
2
《ラン、、、ラン、、、》

暗闇にこだまする声。

誰の声?

聞いたことのないその声は、誰かの名前を繰り返している。


《ラン、、、ラン、、、》


もしかして、俺を呼んでいるの?

そう思い、そっと手を伸ばしてみれば、あたりは光に包まれ、一気に明るくなった。

そして俺の手には・・・









見たこともない一本の扇子が握られていた。

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あきゅろす。
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