夢幻未来
辰馬の憂鬱
銀魂連載小ネタ「辰馬の憂鬱」
「はぁ〜…」
「………」
「はぁあ〜……」
「(イラッ)………」
「はぁぁ……ぐべらっ!」
「いい加減うるさいんじゃ。こっちまで憂鬱にさせる気か?何をそんなにため息をついちょる」
「そんなの陸奥の暴力が直らんか悩んどるに決まっとる……スイマセン、嘘です。嘘だからこの頭に当てられてる物どけてくんない?」
「わしは頭と同じでパーなおんしの脳みそを何とかして欲しいぜよ」
「あっはっはー、殺すぞクソ女」
「……そんな顔をしながら言われても痛くもかゆくもないぜよ。ため息をつく暇があったら凛花に手紙でもなんでも書いたらどうじゃ?おんしみたいなパーと違って凛花は筆まめじゃ、返事ぐらいくれるろー」
「!……そうじゃのぅ。じゃけん、住所が分からんが」
「おまんの友人にパーがもう一人居ったじゃろ。凛花は江戸に向かったきに、会う確立は高いぜよ」
「おぉ、金時か!それはいい考えじゃのー!」
颯爽と部屋から出ていく辰馬。
陸奥は机の上に置かれたままの写真を見て、ため息をついた。
「やれやれ…、世話の焼ける頭じゃ」
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辰馬は主人公が居なくなっちゃって寂しかったんです。
攘夷時代、一番主人公に甘えてたのは辰馬だといい←
きっと届く手紙は分厚いと思います(笑)
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